塾の面談週間で、かなりの確率で話に出るのが「勉強の仕方」になります。
うちの子勉強の仕方が分かっていないようで、テスト直前に「ノートまとめ」とかしてるんです。。。。
三者面談に来ているお子さんに直接確認を取ると「ノートまとめは頭の整理にもなって良いって書いてあった!」とのこと、
確かにその通りです。
しかし、ノートまとめはしっかりと頭が整理されて知識が頭に入る反面、ものすごく時間がかかります。時間的に余裕があるテストまで1ヶ月以上あって、頭を整理する意味でノートまとめに挑戦するのは良いと思いますが、
テスト直前期には適さない勉強法です。
また、ノートまとめとあるように、重要な言葉をまとめて、勉強しやすい状態にするのがノートまとめであるとするなら、
勉強が苦手な子にはノートまとめはできないと僕は思っていますし、ノートまとめができるのなら、かなり賢い子だと思います。
勉強が苦手な子のノートまとめは、
テキストの重要なところに線を引くように!と言うとほとんど全部線が引いてある状態のように、ほぼほぼ丸写しの状態で、ものすごく非効率です。
そんな時は、こうしてみようか?
と暗記ペンの使い方を伝授しましたが、こうした勉強の仕方から指導するのも塾の仕事だと思っています。
そして、子供たちは、本当に、「これで良いんだ!」と思って、非効率なことを頑張っています。やっていなくて結果がでないのならまだしも、頑張ってやっているのに結果が出ないとか最悪です。
効率的な結果が出る方法で量をこなさないといけないのです。
結果の出にくい非効率な勉強法で、いくら量をこなしても結果は、なかなか出ません。その辺りを面談で話しながら、こうした勉強の仕方を全体に指導していかないといけない!と強く感じました。(もし本が出版できれば、そこに学志館流勉強法として勉強の作法を載せたいと思っています)
ちゃんと説明したら、皆正しい勉強法で頑張ろうとしてくれます。
これからも、正しい勉強の作法を指導してまいります。