2024.0520
塾対象の立命館宇治中学校、高等学校入試説明会でした。
中学受験では、
・英検型の推薦だったi推薦と学力(駸々堂などの偏差値)推薦が統合される
・偏差値と英検の資格取得によるポイント制となり、推薦枠の80名を超えた場合はポイント上位から推薦が決定する=今までのように、基準をこえたら全員が推薦の資格を得られたが、今後は80名程度という人数枠が設けられた。
という事になります。
村山からは、
■模試の4教科偏差値というのは、A・B・Cのどのタイプでも、認められるのですか?
五ツ木駸々堂模試の4教科偏差値はA=算国理社が各100点の400点満点となったり、BやCという偏差値の出し方があります。
どのパターンが認められるのか聞いてきました。
■英検3級を持っていると6ポイント分の偏差値優遇がある(準2級や2級だともっとあります)とありますが、では、同じ偏差値の生徒であれば、圧倒的に英検を持っている子が有利だと思います。今回英検型のi推薦と、偏差値型の推薦が統合されましたが、推薦枠80名の大部分が英検取得者で占められるという事はないのですか?
(学志館では、小4や小5までに英検3級や準2級を取得させて有利に持って行くため、ここは絶対に聞いておかないといけない内容でした)
その回答も、明確に答えてくださいました。
(詳細につきましては、面談の際にご相談ください。村山の方から、しっかりと説明させていただきますね)
立命館宇治の推薦の基本的な基準は、偏差値55を2回取る事ですが、
僕の読みでは、57~58程度になるのではないかと想定して、塾生の指導にあたりたいと感じました。(超安全圏だと60以上でしょうか)
同志社女子の推薦の基準は偏差値60ですし、中学受験熱は過熱気味ですね。
(こちらも、今年の9月ごろ推薦の基準偏差値が発表になると思いますが、それまで待っていたら足元をすくわれます。今からは偏差値62程度(超安全なら65を取る)つもりで準備しておけば、推薦が取れなかったとしても、充分一般入試で合格できるレベルになっていますし、大丈夫です)
しかし、それでも、高校受験での関関同立合格の狭き門に比べたら、中学受験の方がずっと合格しやすい。
また、大学受験で関関同立だと、そもそも大学進学率が50%程度です。(高3生の約半分しか大学に行かない。あとは専門学校か就職か。村山が大学受験のころの大学進学率が40%台だったので、それでも上がり、少子化で大学全入の時代と言われていますが、そんなものです)
高校生だから、自分で黙々と勉強して国公立大学や関関同立に楽に合格する子がいる反面、小学生や中学生の時のように高校生は、「親の言う事を聞きません」
「おれ大学行かへん」
と言い出したら、なかなか難しいですし、そもそも、大学受験の関関同立も、ほとんどが、高校の内申点による指定校推薦で決まっていて、一般入試は狭き門です(後期入試なんかだと、1学部5名程度しか合格しない事などざらにあります)。
中学受験>高校受験・大学受験という感じで、村山は中学受験での合格の方が、ずっと簡単だと思っています。
(いえ、関関同立レベルならば、高校生が本気出して2年も頑張れば合格すると思いますが、「果たして、(最も楽しくて青春真っただ中の高校生が)本当ににそれをするか?」と思っています)
高校受験での立命館宇治の推薦基準最新版も聞いてきました。
決して楽ではないですが、まじめな子だったら、四條畷高校~寝屋川高校受験レベルの生徒ならば、充分もらってくるだろうなという内申点+英検なので、小6や中1から「高校から立命宇治に行きたい!」という場合は、十分可能性があると思います=3年間の内申点の基準があるので中1から頑張っておかないとダメです。推薦ですし、決まれば100%合格です。
同志社香里高校も、入試は作文と面接だけで40名程度しか合格しないので、学校の成績と資格取得による推薦のようなものですし、通常の入試とは別で準備しないと足元をすくわれます。
同志社女子の推薦も規定がありますし(また、今年度の詳細を説明会でつかんできますね)、
実は関大高等部もと、村山には合格のための策があります。
関関同立合格を目指すのなら、是非、
学志館にご相談ください。どこかの塾のように、「推薦で決まると塾に通ってくれなくなる=月謝がもらえない」という理由で推薦を勧めなかったり、情報をオープンにしない塾とは違います。
ガンガン推薦も狙っていきますし、そのために一手を打っていきます。
希望者は、ご相談ください。
(2024年中学受験では立命館宇治と同志社女子の推薦合格が7名合格。高校受験では同志社香里1名、立命館高校1名、立命館宇治2名の合格者を出しております。人数は少ないですが、少人数制の学志館からすると、合格率はとても高いと思っています)