無事合格でした。
推薦なので、当たり前といえば当たり前なのですが、やはり合格だと本人も嬉しいようです。
長男は、算数が好きな分、漢字や語句覚えが嫌いで、最後まで足を引っ張ってしまいましたが、
昨年の夏ぐらいから、
逆に苦手なことをやってもつまらないし、能力も伸びにくいので、
好きな算数ばかりを勉強させよう!と勝手に僕が決めました。
バランスが悪いといえばそうなのですが、
見方を変えれば、
なかなか自分が好きなもの、得意なものが見つからないのが普通なのに、長男は、ものすごく算数が好きで、算数なら難しい問題でも、何時間でも頑張れる。
それを伸ばしてあげる方が本人のためじゃないかと。
「でもな侑輝。好きなことをするために、やらなあかん事も一つ頑張ろうか」
そう言って頑張り始めたのが漢字覚えや語彙力養成でした。
「長所を伸ばすと、短所も伸びる。短所を伸ばそうとすると、長所が失われる」
という言葉を聞いたことがあるのですが、うちの子の場合は、好きな科目があったおかげで、算数は五ツ木駸々堂模試の偏差値が70を超えることも、
(しかし国語や社会の文系科目が苦手で、バランスが悪すぎました)
でも本人は、大好きな算数をいっぱい勉強し、もともと小さな時からやっていた英語を生かして立命館宇治に進学することを決めました。
「この子には、進学校は向いてない」
でも、何かとんがった得意なものを身につけてもらいたいな。
と親が思っていると、その通りになるようです。
塾生にはバランス型の指導と、得意な科目を伸ばし、苦手な科目の克服を目指しますが、親の立場になると「ええええーーーーい。好きなことで、とんでもない結果出してみぃ!」となってしまい、妻が呆れていることだと思います。
でも、合格して嬉しそうでした。
3教科型(算国理)受験で勉強し、偏差値も3科目総合65を出して満足そうでした。(長所を伸ばそうとすると短所も克服できるようです)
それなのに、立命館宇治に進学するの?もっと上を目指さんの?
と家族でも話し合いましたが、
本人が留学し、(小1の時に英検準2級をとり英語が得意だという思いもあって)英語をさらに頑張りたいこと。
小5の時に立命館(本校の方)の編入試験を受けたが不合格だったことが悔しかったこと。
そして、クラブはテニス部に入って、勉強は上位で余裕がある状態にしたいことなどもあって、
この子には、立命館宇治が合っていると家族満場一致で決まりました。
どの学校が自分に合っているのかなんて、誰にもわからないことだと思いますが、学校がつまらない程人生を狂わすことはないと思います。クラブと、友達に会いに行くのが楽しいという理由でもいいので「学校行きたくない」なんて聞きたくないと親は願っています(そして長所=クラブや友達関係につられて短所=勉強を伸ばしてもらいたい)。
僕は学校に行くのが(勉強は嫌いでしたが)大好きでした。
そんな学校に、
長男にとっての立命館宇治が、そうであってくれたらいいなと思い、進学先を決めました。
こうして、うちの子の受験は終わりましたが、塾生に中には、まだ入試が続いている子がいます。合格目指して、明日も10:00から美咲校で、その子と特訓です!頑張ります。
ちなみにですが、
そのお子さんは、昨年秋からの中学受験志願者です。なので、決してダメダメでそうなっているのではなく、頑張って頑張って、希望の中学への合格を目指し、今も努力をしています。
その子の頑張りは、本当に素晴らしく、半年前と比較して、本当に成績を随分あげてこられました。あと少し。もう少しです。
頑張ろうね。