今日の小6受験社会科の授業で、子供たちに話をしました。
「授業時間は確保できたんだけど、学志館に通う利点でもある無料の学習時間が、昨年と同様にあるのか、お父さんやお母さんから問い合わせが何件か来ているんだ」
塾が開いている時間を全て集計し、確認いたしましたが、昨年同様の時間が確保できています。(その代わりと言っては何ですが、例年9日間程度あったお盆休みは3日に短縮となりました)
無料の学習時間が少ないという事はありません。
なので、今年はコロナだから勉強できなかったという事もありません。
過去の生徒さんの例で申しますと、小6中学受験生が、ひと夏でおよそ300時間弱の学習(授業150時間+無料時間)をこなし、最大で偏差値(五ツ木駸々堂模試4教科)20.6アップを成し遂げました。
今年も、時間は平等に与えられています。
そして、学校があるので、しんどいのもわかりますが、ここで、「しんどいからやらない」のか、「だからこそ頑張るのか」で結果が変わります。
「中3生はひと夏で100時間授業が組まれているけど、進学塾と言われる通常の塾は、この夏で80時間~120時間程度の授業が組まれています。みな100時間ぐらいは、この夏に学習しているので、
実は100時間塾で勉強しても偏差値はほとんど変わりません。
だって、みんなそれぐらい頑張ってるんだよ。
なので、授業に出るだけで満足しているようじゃあ、ダメだよ」と毎年中3生に話します。
現に、学志館でも授業に来るのが精いっぱい。。。無料の特訓に参加できなかった子の偏差値アップは良くて5程度という場合が多いです。しかし、さらに無料の学習時間を使って頑張った子、家でも頑張った子の中には10アップや、15アップなどを成し遂げる子がどんどん出てきます。
時間に左右されない効率の良い学習を目指しますが、効率の良い仕事の仕方も、効率の良い予定の組み方も、全て、量をこなし、それに伴う経験値がアップすることで、最終的に効率の良い仕事(予定組み)ができるようになることからも、やはり、まずは量をこなしましょう。(結果を出している人は、量ではなく、質を追求する学習法に変えていきます)
頑張ろうね。量をこなすとスピードがアップするんだ。
そしてスピードを手に入れると、「学びを結果に変える片道切符」を手に入れたようなものだよ。そして量をこなし、スピードアップを意識するトレーニングは、自宅ではなかなかできません。塾で場所と時間を固定され、指導されることで限界突破に挑戦でき、そのご褒美に結果が出始めると僕は思っています。
今のままの努力の総和で、「今以上の結果を望む」のは自由ですが、仮にそれが成し遂げられたとしても、棚からぼた餅(他人が更に頑張らなかった事によるラッキー)であり、自らの力の証明ではありません。今とは違う、より上の結果を望むのであれば、それに伴う努力、量をこなす事、スピードアップ、学習の質を変える事などに挑戦しないと成し遂げられません。その限界突破への挑戦をこの夏頑張ります。