現在、学志館では、
学習の基本①「できることをする」を村山が指導しています。(今後ハイレベルな学習姿勢まで、どんどんレベルを上げて指導していきます)
偏差値的に60を超えてくる生徒さんは、皆、この学習姿勢が整っていると感じます。
一方で、偏差値が50台の生徒さんだと、少し甘くて、
偏差値が50(平均)未満の生徒さんだと、ほぼできていない学習姿勢であるため、
中1の数学の授業で村山から説明させていただきました。
その6つある中の一つ、
‟解答の解説”を読む。
・解説を見たこともないというのをやめましょう。
解き方が説明してあって、それを読んで理解しようとするのは「できること」です。
・その解説の中で、自分が覚えていなかった公式や解き方があれば、問題側にピンクかオレンジのペンで書き
込み、赤下敷きをかぶせて解き方の手順を覚えましょう(答えだけ覚えるような、意味のない暗記はしないこ
と。)※解説を読んで、できる学習を自ら行えるようになると未来が変わる
できる事までを、自分でやってくれていると、指導は非常にスムーズになります。
(さらに上のレベルの問題を指導するなどの時間的な余裕が生まれます)
そんな中、
小6の中学受験生で偏差値が60以上の生徒さんが、
難しい理科の天秤の問題を持ってきました。
・この子は、ちゃんと解説を読んだ上で、「どこがわからない」という学習を進めているだろうか。
そう思って、解説を見たかな?と確認すると、
「そうなんですよ。ここ読んだんですけど、なんでここで2をかけているのかがわからないんです」
素晴らしい。
ちゃんと、自分ができる事まではやった上で、「ここがわかりません」と言える。
「どこがわからない?」と聞くと、「(あまり考えていない様子で)全部」と答えたり、
解答の解説からたどってみるなどの努力をしていない子とは違い、この子は、できる努力をちゃんとやっている。
こうしたお子さんには、担当者と引き合わせて、わからなかった問題を指導してもらえるようにしています。
(こうした準備ができていない生徒さんには、「まず、解説を読もうか」と言って、一緒に読み、その中のどこまでは理解できていて、どこから理解できていないのかを確認。その上で、今後は、「ここがわからないんです」を言えるようになろうねと指導しております)
やはり、
偏差値60を超えてくる生徒さんの多くが、「できる事は済ませている」と感じます。
さあ、
丸付けができていなかったり、「できない問題は置いておいていいから、できる問題はやろう」と言っているのに、できる問題が真っ白けという状態じゃないかな?そんな、
「できることをやっていない」ことが積み重なって、どんどんできなくなっていきます。
イチロー選手の
「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」
できることをちゃんとやっていないのです。
(それを指導していきます)
ちょっと頑張ればできる事(解説を読むことだったり、できる問題とできない問題をちゃんと分けていなかったり)をやっていなかったりします(それを指導していきます)。
頑張ろうね。
結果を出している人は、やはり、ちゃんとやっている。
そのちゃんとを、理解させ、楽な道(放置)に逃げないようにさせ、何度も元に戻る弱い自分を学志館で共に頑張る中で磨いていく。
それができるようにになってきたら、未来が変わり始めます。
「甘く考えない事。そう簡単に未来がバラ色になるなんて思わない事。それでも諦めず正しい努力を続け、未来を変えろ」
僕は厳しいですが、そう言います。
「いいよ、いいよ。大丈夫」で本当に大丈夫ならいいですが、大丈夫でないのなら、それは放棄、放置です。
厳しい事なんて、本当に言いたくないです。
できれば笑顔で、いい顔だけしていたい。。。
でもそれをすると、合格しない。
そう感じたら、厳しくも、あるいは大いに笑わせて、やる気を出させ頑張らせたり、様々な限界突破へのアプローチが必要になります。
授業だけしていて、何とかなるのか?
なるのならいいけど、ならないんなら「やるしかないよね」
子供たちも頑張っている。先生側も、必死にやってあげないと「未来は変わらない」。
必死にやっても結果が出ない事や、僕も失敗することはあるけど、それでも、挑戦して、結果につなげたい。僕はそう思っています。
そんな子たちが、学志館で頑張ってくれている。
ほんと、頑張っている。