教室にいるだけで、生徒の真剣さが伝わってきます。
(だからこそ、心がうわついていたり、集中できずに勉強していないと、すぐにわかります)
この時期になると、指導が難しくなります。
あるレベル以上になると、「なんか質問ない?」「大丈夫?」なんて言葉は、集中力が途切れるだけですし、必要ありません。
しかし、あるレベル以上でないと、上記のようにして手をやいてあげないと、「集中できない」「頑張れない」生徒が増えてきます。そうした生徒は、「息苦しい」「ピリピリして集中できない」と言い勉強から逃げます。
一方勉強に集中していて頑張れている生徒は、「そうした(ピリッとした)雰囲気が心地いい」ですし、「質問は、自分が本当に困った時にだけ効率よくしたい」と思っています。
僕は勉強ができるようになって欲しいと思っていますので、最終的には、大手前・四條畷・寝屋川高校を目指す生徒さんの勉強法や集中度合いを基準にして頑張って欲しいと思って指導します。そして、どうしてもだめなんであれば、別室へ行きましょう(別室行きを命じます)。そして、ものすごいピリピリした勉強を見ながら、いつの日か、その高みへ這い上がってきてください。
僕は、考え方として、
「勝負所でへらへら笑うな」と言うタイプです。
(僕のいない)入試当日は、笑っていてください。
でも入試前の終盤戦にへらへら笑っている人を見ると、僕はどうにも我慢がなりません。
幼少期から、父に、
「えーか雅之。勝負所でへらへら笑うな。そんな奴は、絶対に負ける」
何度も何度も教え込まれ、実際に、真剣に取り組んで勝利を勝ち取る父を見てきただけに、僕の遺伝子レベルですりこまれていると言えます。僕の父親はボクサーだったので、それはそれは厳しい父でした。なので、(勝負所で)へらへら笑っていると僕から厳しく注意を受けると思います。
でも、誤解しないでください。
「勝ちたいんやろ?ならば、笑っている余裕がないぐらいやろうぜ」
今までにこんなに勉強したことがないというぐらいやろうよ。限界突破です。入試まであと少し。共に頑張ります。