今回から、個別指導の校舎だよりを発行する事となり、村山が記事をすべて書いております。
くずは本校の校舎だよりは、校長の野川が、
美咲校の校舎だよりは、校長の宮城が、
そして、本校の個別と、美咲の個別を合わせて管理している村山が個別の校舎だよりを別で発行することとなりました。クラスに通われている方も、まなびぃの保護者様も、是非、「個別だから。。。」と言わず、読んでやってください。
今回は、「勉強ができない素養」として、インプットとアウトプットのお話をしております。
サッカーに例えるならば、インプットは2人1組のキックの練習のようなものです。蹴り方を覚えるために繰り返し練習する、型を覚えたり、ミスなく早く、意識せず正しいキックができるように練習することになります。
一方、アウトプットは、試合形式の練習です。
いくら、2人1組でインプットの練習をしても、実際の試合では、いろんなところから球は飛んでくるし、11人対11人で人は入り乱れるしで、インプットの時のような決まりきったことは起きません。試合に勝つためにはアウトプットの練習(試合を想定し、インプットした内容が本当に実践で使えるかを試すための練習)をしなければなりません。
これが、勉強でも必要だという事を、多くの生徒さんは意識せず勉強しています。特にテストの点数が低い生徒さんは、この意識が希薄です。
「だから、何回も無駄に書いたり、1回書いただけでできた!じゃなくて、テスト形式で確かめてあげるから、今勉強したところのテストしよ。見せてみ」
こう言うと、まあ10人中9人は、隠すか逃げるか、「いえ、別の課題をやらなければいけないので、それやっていいですか?」といって、またインプット作業に入ろうとします。
ずーーーーーーーーーーっとインプットしていますが、(点数が思わしくない生徒さんの場合)だれ一人、本人も、ちゃんとアウトプット(テストでできるのか?)を確認していません。勉強が苦手な生徒さんは、テスト前日まで「1回問題を仕上げるだけで、本当にできるようにするためのアウトプット学習をしてません」。
どこかで、決めてアウトプットする時間を取らないと、宿題や次の課題の勉強に追われ、1回うめただけの学習をずっと行います。
人は、3日も経てば半分以上の事を忘れているそうです。
1回やっただけでテストで点数が取れるのなら、「1回キック練習したら、試合でシュート決めれる!」と言っているようなものです。まあ無理です。しかし、「できない」という事が明らかにならない「インプット学習」の方が楽なので、お子さんはそこに逃げ込もうとします。そして勉強ができる子は、このアウトプット学習を自分で行い、「わからない所は先生に質問する」「忘れたところは、もう一度覚えなおしする」だけで、どんどん勉強を進めていきます。
そんなアウトプットを意識して学習できるコースが新しく生まれました。興味のある方、書かれていることがまさに合致するお子さんは、是非体験授業にご参加ください。お待ちしております。