「感動する!日本史」等の著者、白駒妃登美先生の教育セミナーに参加してきました。
■子供たちの未来を育むために「子供たちの視野を広げてあげて欲しい」
そのために、単なる暗記や作業ではなく、歴史の裏話や伝記に数多く触れる事で、子供たちの興味が何倍にも膨れ上がる可能性があるというお話でした。
■人を育てる天才だった松下幸之助さんは「人を育てるコツは?」と聞かれ、即座に「伝記を読むこと」と答えた。
伝記=人の歴史から学び、その影響を受けることは、将来何になりたい、どんな人生を生きたいかと聞かれた際の答えの元になる物だとのお考えでした。「何の知識も経験もなく、未来は語れない」そこには、「誰かから受けた影響」や「あんな人になりたい」「こんな風に生きてみたい」というモデルがあり、それを子供たちに伝える事は、「子供たちの視野を広げる事」=「子供たちの未来の可能性を広げる事」=教育だというお話でした。
村山も、大した授業が出来なかった若かりし頃、大好きな幕末の「坂本龍馬」を大いに語っていたことを思い出しました。
仕事となると、どうしても「作業化」となりがちです。
しかし、人の心は「単なる作業」では動きません。授業だけしていれば良いという講師は「学志館にいりません」と謳っているように、子供達に影響を与えるような授業を研鑽する必要を更に強く感じた一日でした。
世の中には、本当に「大きな仕事」「人の役に立つ仕事」をしていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
今回も、そうした志をお持ちの先生のセミナーに参加できて非常に心が晴れ晴れとしましたし、そんな気持ちを、更に自塾の子供たちにも伝えていきたいと思いました。白駒先生。本当にありがとうございました。