今日もたくさんの生徒さんが自主勉を含めて頑張っていました。
そんな中、一人の生徒さんが質問に来てくれました。
「勉強で結果を出すためにはどうしたらいいんですか?」
そうやね、方法は人それぞれだから塾で一緒に見つけていこうね。でも、大切な心構えがあるんだけど、頑張ってみる?
と聞くと小さく頷いてくれました。
僕は、結果を出すということは、
今の自分にはない限界突破に挑戦することだと思っています。
今までの5倍も10倍も頑張れ!根性があればなんでもできる!なんてことを思っているのではなく、
小さくてもいいので、昨日の自分を超える小さな努力や、意識の違い、努力の継続ができるかどうかだと思っています。
今のままの自分だと、
結果も今と同じだと思っています。
違う結果を望むのなら、
変化を恐れず、進化した努力がなければ、
仮にいい結果が生まれたとしても、それは単なるラッキーで再現性がないと思っています。
そして限界突破への挑戦は、僕のような凡人には、無理なんです。すぐにやすきに流されて逃げてしまうのが人の常、
なので、僕が大切だと思うのは、誰か「この人のいうことなら、信じてやってみよう」と思えるような師を持つことだと思っています。
僕も、そんな師と仰ぐ人がいて、その人から「それはこうなんじゃない?」と言われると、自分の意見が違う時でも「自分の見識は狭い。狭い常識にとらわれずに、言われた通りにやってみるか!」と思うようにしています(というより、そう思える師の言葉でなければ、そもそも「やってみようか」になりません)
今日、ニュースでマラソンの小出監督の話を聞きましたが、「ものすごい量の練習をするんだけど、監督から言われるとやらなきゃって思えるんですよね」と皆が口々に言っていました。
自分の常識で考えている量や質のトレーニングではなく、師の言う不条理を受け入れることで、限界突破に挑戦しているということでしょうか。
自分で限界突破に挑めれば、
それはそれで素晴らしいことですが、僕は、そんな崇高な精神の持ち主ではないので、せめて、人から言われた不条理なことでも(自身のためになる事なのに自分で勝手に限界を決めて無理だと思っている内容に関しては)「はい!」と言ってやってみる事だと思っています。
素直な人は、仕事だけでなく、勉強でもスポーツでも結果が早く出ると言われています。納得がいかないことを何でも「はい」と言えということではありません。
狭い自分の常識を打ち破る、限界突破のためには、「厳しいけれど本物の」(自分からすると)不条理なものをごっくんする事だと思います。
やってみようよ。
それでも出来なければ、また僕が別の方法を考えるから、
不条理を受け入れてみよう。限界突破に挑戦するんだ。