現在のわが娘小6が、その状態です。
・暗記も100個程度なら難なく覚える
・人一倍量はこなしている
しかし、結果がすぐには現れません。質問すると、答えられるのですが、そもそも国語力が弱く、質問の意図が理解できていません。そのため、全く同じ問題でないと答えられないなど、「国語力のなさ」が結果に影響してきます。
彼女の場合は、将来を見越して、幼少期から英語のスペシャリストにすべく、インターの幼稚園などに入れたのですが、その分国語がおろそかになり、現在とんでもなく苦しんでいる状態です=声を大にして言いたいですが、母国語である国語がとても重要です。英語も大切かもしれませんが、国語力があってこそ、或いは英語にそれだけの時間を費やせば、「何かの能力を犠牲にしている」というケースもある事を覚悟しておかなければなりません。
■国語は、人がついて、「その子ごと」に調整してあげないと、なかなか結果が出ません。
■漢字や語彙力など、今までの積み重ねが如実に表れ、つけ焼刃で何とかなる科目ではありません。
時間と、労力がかかると思います。娘も、「漢字覚え=意味や、使い方など、丸暗記とさせない」「語彙覚え=使い方や、意味を理解して使いこなせるよう」に家族みんなで頑張っています。
でも、ここでも今まで学志館が言い続けてきた同じ問題が発生しています。
やはり「正確に、語句の意味を暗記できない」=学力が低いという事です。忘れるスピードが速く、ぼろぼろこぼれ落ちていく感じです。覚えている個数よりも、忘れる方が多いので積みあがって行きません。ならばと「じっくりしっかり、中身のある覚え方をしよう」とすると、とんでもなく時間がかかります。受験生として、スピードがないのは致命的です。結局「早く覚える事が出来ない」のです。しかし、正しい努力を続けるしかありません。「効率化」と「時間がかかっても定着する中身重視」の割合を見ながら、最も効率的な所を探りながら課題を変えていきます。
クラス授業を受けているだけで成績が上がっていく子は、それでOKです。
しかし、そうはいかないのが「勉強」「教育」です。そしてわが娘もそうですが、「今の自分にできない事を、できるようにする」事が大切なのです。
・すぐに投げてしまって挑戦しようともしない
・「できない」「無理」「面倒くさい」と言ってやらない
・ものすごい時間をかけ努力しているのに、「結果」がでない
そんな事って、すごく悲しい事だと思います。「できるようになったよ」「うれしい」って言ってもらいたいですよね。そう思って指導しています。そして、こうした国語力のなさからくる成績が上がらないという状態も、「誰かと一緒にやらなければ、どうにもならない」という事です。塾へ来て下さい。一緒に勉強しましょう。成績の上がる道を、共に探してまいりましょう。
それはきっと「乗り越えられない壁はない」と信じ、努力する事でしかなしえないと思います。お待ちしております。