2022.06.19(日)の中学生テスト対策での出来事でした。
最近入塾の個別指導の生徒さんでした。
・やり直しの答えをただ書き込んでいるだけ
・計算問題もおぼつかないのに、難しい問題に挑戦し、時間を浪費している。
プロから見ると、誰がどう見ても、今回のテスト範囲の学習をするためには、その前の初級の単元に戻って頑張らないといけない状態でした。
「前に戻って頑張ってみようか。今回のテスト範囲の問題を解くためには、その前段階の計算や公式、ルールが頭に入っていないとだめなんだ」
しかし、自分の好きな所だけや、好きな所からやってみたり、やはり「前に戻ったほうが良いのに戻らない」「計算からやったほうが良いのにやらない」「その公式が書いてるところを探そうとするのではなく、考えている=公式は知らないとほぼ解けないか、膨大な時間の無駄になります」
心配だなあ。。。これだと、結果が出ないだろうな。
こうしたお子様は、プロの意見や指導に耳を傾けず(できないのに)自分がやりたい事をやり、(やってはいけないレベルの問題の)質問をして先生を独占します。
いえ、学志館との信頼関係ができていないので、時間が経つと徐々にできるようになってきたり、相談に来てくれるようになります。
学志館では、皆を平等に、生徒一人一人に、可能な限り同じだけの指導時間を、一人一人に合ったレベルから階段を一歩あげる努力をする塾です。
厳しいようですが、こうした場合、村山から、
「彼の質問は、必ず皆と同じ時間だけにすること。声の大きな生徒の先生!わからん!教えて!に振り回わされると、他の、やるべき事をちゃんとやって質問している生徒さんに迷惑がかかる。彼にも、皆と同じように、自分ができる努力は何なのか、そしてそれを頑張ること。その上で、公平に教えできるようにしていくねと伝えること」としています。
え?まさかうちの子が、そんな行動をとっているんですか?
面談でお話しいたしますし、こうした生徒さんは三者面談です。まずは、お子様自身の心が「まずは、できていないのなら先生から提案された方法をやってみよう」と思えるように、心の整理から始めます。
そして、「できることを最大限、最善を尽くして頑張ること、できないこと、難しいこと、わからないことは先生に相談し、その指示に従うこと」を一緒に頑張って行きますね。
よく子供たちに言います。
「ごめんね。でもね、社会に出たらもっと厳しくて、結果出していない社員が、”家でやっていいっすか””自分のやりたいようにやっていいっすか””僕はこう思うんですけど”とか笑われて、数か月もしたら仕事がなくなってるよ。まずは、結果を出すために、変化を恐れず、”はい!”って言ってやってみようか。それでもダメなら、学志館の先生たちが次の違う方法を提案するよ。頑張ろう」
村山、宮城が支えていきますね。
下記の、「できる事をする、できない事は相談」について書かれている下記も読んでいただけると嬉しいです。
自分に合った世界で戦うこと。その情報を知ること。
https://manabeeblog.manabee.online/2022/06/22/%e8%87%aa%e5%88%86%e3%81%ab%e5%90%88%e3%81%a3%e3%81%9f%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%a7%e6%88%a6%e3%81%86%e3%81%93%e3%81%a8%e3%80%82%e3%81%9d%e3%81%ae%e6%83%85%e5%a0%b1%e3%82%92%e7%9f%a5%e3%82%8b%e3%81%93/