薫英女学院の保護者説明会に行かれた方から、下記のお話を聞きました。
たしかに。素晴らしい考え方ですね。塾でも見習いたいと考えています。
■「一人で勉強しない」を合言葉に、みんなで学校で勉強する!を実践されているようです。
学志館も、勉強が不得意だったり、勉強の仕方がわからない生徒さんを中心に、「部屋にこもって勉強せず、塾へきて一緒に頑張ろう!」としている塾です。素晴らしいことだと考えます。
■「なんで?なぜ」で聞くと、生徒を責めていることになる。なので、「その原因は何?」と聞く指導を心がけていますとのこと。
宿題を忘れてきた生徒がいたとします。
「なんでやって来なかったの?」「どうして?」
こう言われると、責められている感がすごいとのこと。確かにそうですね。でも、薫英女学院は、生徒一人一人にできるようになって欲しいとの思いから、「なぜ?なんで?」ではなく、「何がそうさせる?」と聞き、それを一緒に克服していこうという姿勢で生徒さんと関わるとのこと。
「宿題ができなかった原因は何やろ?それを、どうすればいいか一緒に考えようよ」
子供はみんな、「できるようになりたい」と思っていると思います。
だから学校や塾で勉強を頑張るわけですし、ほとんどの生徒さんは、さぼらずちゃんと頑張ります。しかし、宿題を忘れたり、復習をしなかったり。。。プラスアルファの頑張りはさぼろうとします。そんな時に、答えにくい「なんで?」を連発しても、「だって勉強したくない!」や「うっとうしいし、もうええし」となります。
でも「それって何が原因だろう。一緒に考えて克服してみない?」と言われたら、へそ曲がりの僕でも、「はい」と言ってしまう気がします。だからといって「発見できた原因を克服する努力ができるのか?」と言われれば微妙ですが、最初から拒絶される対応をするよりも、少しずつでも前向きに頑張れるやり取りを繰り返すうちに、薫英生の心に火が付き変化が現れるそうです。「お風呂の後に、さぼってテレビ見てしまってん。。。反省しています」など素直な回答が得られるといいます。そうすると、先生の方も「じゃあ、こうしてみようよ」と前向きな提案ができ、共に頑張っていくコーチと選手のような、固いきずなが生まれるようです。
素晴らしいことですね。
英検1級取得者を毎年のように輩出しているように、薫英女学院さんは、決してやさしいだけではありません。しっかりと、やるべきことを「一人ではつらいから、みんなで頑張ろうよ」「先生も”なんで?”=君はやらないの?と責めるのではなく、何が原因かを一緒に克服していこう」とする素晴らしい指導を志している様子が感じられました。学志館も負けていられません。さらに精進してまいります。