テスト直前期です。
今年度から始まりました「リタプリ学習」の一環として、ワークチェックが行われております。
■ワークチェックとは？
塾のテキストは、１科目につき基本２冊です。１冊は実力用の難しいテキストで、安易に答えだけ書いて終わらせないという思いから「授業用テキストは解答塾預かり・直接書き込み」で頑張っていただいております。
もう１冊は、宿題用のテキストで、中学校の教科書に準拠した（合わせた）「定期テスト用」です。
こちらは、解答を本人さんが持っており、何度も学習できるよう、ノートにしていただき、翌週チェックテストが行われます。
↑↑この宿題用のテキスト（ワーク）の宿題を、ちゃんとノートに仕上げているかを確認するのが「ワークチェック」です。
・ノートの使い方や、丸付け、やり直しの確認を行い、間違っていれば指導します。
勉強が苦手な生徒さんや、今一つ自分の壁をこえられない生徒さんは、間違いなく「今行っている勉強の仕方」が悪いのです（或いは、むちゃくちゃ悪いわけではないが、効率が悪いんだと思います）。それを、正す機会を設けたいとの思いから、リタプリ無料学習時間が始まりましたし、テスト対策期間での「ワークチェック（ノートチェック）」が始まりました。勉強も仕事もそうですが、「人としての成長」がない限り、結果は出ません。今までずさんだったノートづくりを、「正しい習慣」に変える事、テスト対策の準備を「正しい習慣」に変えることができれば、きっと結果が変わってきます。
ワークチェックの結果が出始めておりますが、現時点での報告をまとめますと、
★★★成績優秀者は、ワークチェックも完璧で、チェックテストも高得点。現在は塾の実力用テキストの完成を目指して安心して見ていられる状態です（学校の課題は、わからない問題の質問だけで、塾で学校の課題を一生懸命にやっている姿はあまり見かけない＝すでに完了させている）。
★★ワークチェックは完璧だが「ﾁｪｯｸﾃｽﾄで点数が取れていない」か「塾の実力用テキストは仕上がっていない」ため、今一つ安心できない様子がうかがえる生徒さん＝形だけ仕上がって少し心配（こうした生徒さんは、テスト形式で、目の前で「これやって」とさせてみて本当にできるようになっているのか確かめます。形だけ１回テキストをうめただけでは何の意味もないことを指導していきます）。
★ワークチェック自体が仕上がらない＝普段の宿題すら仕上がらないため、テスト直前期のこの時期は、「塾の事」どころか、「学校の課題で手一杯」です。個別指導などの生徒さんになると、「学校の課題を仕上げたいので、塾の授業を休んでいいですか？」となりかねない状態です←こういう状態を許すと、常に「間に合っていない」「学校の宿題が仕上がるのもギリギリ」という生徒さんになってしまいます。お子様の予定ではなく、塾の予定に合わせるよう、塾としては、指導しております（学志館の個別指導のいいところは、クラス授業を同じビル内で行っているため、こうした、クラス生、成績上位生の予定を意識できる環境だと思っています）。塾はもちろん「受講いただいている科目」を最優先で指導しますが、他の教科も質問できる先生がスタンバイしております。成績低迷なのに、「家で学習したい」という場合は、大抵、自室にこもって「勉強しているのかしていないのかわからない」状態です。
テスト１週間前からは「学校の課題→塾の課題」の順で内申点対策を行っております。
学校の課題を持ってきて仕上げたり、わからない所を質問していただけます。
是非、「（家で自分で学習するという事に対して）そうか」ではなく、「何言ってるの！結果も出していなくて自分の好き勝手が許されると思うな。塾行って勉強してこーーーーーーーーーい」と言っていただけると助かります。逃げようとするお子様の心を救える第一歩はご家庭です。塾と共に歩んで頂ける事を心待ちにしております。
そして成績上位生は、「ワークチェック」→「ﾁｪｯｸﾃｽﾄ」→「塾の実力用テキスト」→「予想テスト（実力用の難しいテスト）」へと進んでいます。ここまで学習が進むと、過去の先輩たちでいいますと主要５教科５００点満点中４５０点以上（悪くとも４００点以上はある）です。最高記録は、中１の４９５点（数英国理社５００点満点中）、中２の４９０点、中３の４８０点です。是非、記録を塗り替えてくれる生徒が現れる事を期待しています。
形だけ仕上げない事。
ちゃんとやり直しをさせ、わからない問題を教えて、「できなかったことを、できるようにすること」という意識を持って勉強できれば、必ず成績は上がります。テスト終わりまで「楠葉中」「楠葉西中」「招提北中」はあと少しです（そのほかの中学は５／１６以降の週がテストですね）。全力で、テスト最終日まで、毎日塾へきて勉強しましょうね。待ってますよ。
そして昨年の中３生を見ていても思いますが、内申点が比較的高いと感じます。
寝屋川や門真の先生に話を聞きましたが、学校で相当成績の悪い生徒さんでも「５段階評価で１や２はほとんどいない」「みんな３４５のどれか」という状態だと聞いています＝内申点はさほど差がつかない。或いは、成績上位者は「４あって当たり前」「５あって当たり前」の状態＝実力（偏差値）勝負だといえます。学校の事は、すらりとこなして実力対策ができるように、「どこまで学習したのか？」「間に合ったのか、やっていないのか」が目に見える指導となるよう、現在、チェックが行われております。逃げずに頑張ろうね。
