本日、メールシステムについて、ご要望をいただいたと担当者から連絡がありました。
有難うございます。
メールのかざし忘れを防止すべく、
1、来校時に全体で、挨拶とメールのかざし忘れがないかお声がけを行います。
2、授業の最初と終わりにメールのかざし忘れがないようにお声がけを行います。
一方で、
我々の仕事は、お子様が、自ら「忘れずにルールを守れるお子様に育てる事」です。
かざし忘れを放置する事なく、忘れない子に育てる事です。
そして、手取り足取り、本人のできない事を、こちらが全て行うのではなく、
ルールを守れるように指導する事です。
それをよく「魚を獲ってあげるのではなく、魚のとり方を教えるのが教育」という言葉をもって表現します。ご連絡をいただいた保護者様も、決して、一人一人、塾がカードをかざしたかどうかを、チェックしてくださいということをおっしゃられているのではなく、我が子が、ルールを守れうよう、カードのかざし忘れがなくなるように、指導してくださいというご要望であると思います。
海外に出ると驚きますが、
電車が、時間になると、何のアナウンスもなく出発します。警告音などありません。
空港でも、チケットに印刷されたゲートから出発せず、別のゲートに変更になっていても、画面上でお知らせが流れるだけで、大きなアナウンスはありません(最近は行われるようになってきましたね)。
日本では、次に来る電車は、前駅にいるのか、その途中なのかなど、至れり尽くせりでわかります。
しかし、その利便性の代わりに、自ら考える事ができないケースが増えている事も問題となっています。
我々は注意と、どうすべきかの指導は行いますが、先生側が手取り足取り世話を焼くような事は行いません。
それは、子供扱いする事ですし、自ら考えたり、行動する事を奪い、全てこちらがやってあげる事です。勉強や仕事は、自ら動けるものにしか、結果微笑まないと言えます。自らが動けるように、指導してまいります。
僕は、よく、子供達が、「習っていないのでわかりません」という言葉を発するのも、禁止しています。
習っていないと、100%勉強できないのでしょうか?
思考の停止だと考えます。
解説文を読めば理解できる事や、社会や漢字など、習っていなくとも読んだり調べたりする事で、学習を進める事ができるのに、
「習っていないので、わかりません」と安易に言うには、思考の停止だと、厳しく注意します。
こうした生徒さんは、生きる力が感じられません。
言われないと動かない。
言われていないので、「やりません」と言います。
過去、学校が授業で進んでいるところまで、「学校の問題集を勉強しておくのは、先読みであり、当たり前の事でしょう?」と話すと、「学校の先生が宿題だと言っていないので。。。。」
と言った生徒さんがいて絶句しました。
君は、人から言われないと動かないの?動けないの?
大きな津波が来た時に、「逃げろ!」って言われないと逃げないの?
そんなのおかしくない?
社会で通用しないってわからない?
と本気で向き合った事を思い出します。(個別指導の生徒さんでした)
こうした生徒さんを指導しないと、与えられる事が当たり前で、自らの努力を課しません。大人になると、自らの努力を、自律(自分を律する事が)できる人でなければ評価されません。
言われて、できるのではなく、自らルールを守り、考えて行動できる生徒さんに育ててまいりたいと考えております。
そして、生徒さんの心を変えなければ、
「カードのかざし忘れをした人は、今からかざしに行くように」と言っても、隠して何も言いません。担当者も「君かざし忘れているんじゃない?」と決めつける事ができるわけもなく、そこまで確認はできない(授業優先となります)ので、結局お母様は、連絡がこない!とヤキモキする事になります。誰かが、全てをやってあげる事では解決せず、自らできるようにご家庭、塾で厳しく指導するしか方法がないと考えます。ご安心下さい。最終的には、担当者はチェックテスト、休んだり、遅刻した場合は、レッドカードを発行するなど、生徒さんの学習状況を把握しております。ご心配の場合は、ご相談ください。面談等を随時行っております。よろしくお願い申し上げます。