登山に挑戦する子供は学力が高い。
そんな話を、本で読み、その後も、何度か目にする内容です。
■山登りの計画を立てる。準備などが、勉強に通じるものがある。
■単調で、しかもしんどい山登りを、継続し頑張り、登頂するためには、勉強同様に「コツコツと、努力を継続する」ことが要求される。
というようなことが、山登りを親子で行うことの意味だと書いてありました。
真偽のほどはさておき、僕は、息子に、自分の足で、雲よりも高いところに登って見える景色を見せてあげたいと思い、今回急遽予定を組みました。
息子は、小5。
来年は受験学年なので、そんなに遊んでいられません。
今年行くにしても、9月上旬ぐらいまででないと、寒くて登るのが困難になります。そして9月以降に、2日以上の連休が取れるわけもなく、急いでみました。
もう一つ。
僕は、30歳ぐらいのときに初めて富士山に登り無事最高峰3776メートル地点までたどり着きました。その時は、もう2度とこんな、苦しい思いはしたくない。2度と登らないと思っていました。
なぜ山を登るのかと聞かれたら、「そこに山があるからだ」と答える意味がわからず、かといって負けず嫌いなので、登らずに逃げていると言われるのが嫌で、登ったのでした。(僕は同様の理由で、フルマラソンにも挑戦しています。無事、完走しましたが、こちらは2度と走ることはないと思います)
受験を控えた息子に、「パパを超えてもらいたい」
そんな思いで、今回しかチャンスがないと思ったのでした。
子供は親を超えていくもの。越えようとすれば、全力で叩き潰すぐらいの思いで、そう簡単には越えさせないぞと思っていますが、心の片隅では、自分を超えてもらいたいと期待しています。
僕が富士山を登ったのが30歳。
息子が今回登頂に成功すれば、小5で富士山に登ったことになります。超えてもらいたいな。。。
そう思いながらも、山登りだけは、天候や、高山病など、どうしようもないことが起きることもありえます。無事、親子で、すごい思い出が作れればと思っています。頑張ってきます。