日曜日にテスト対策が行われました。
みんな真剣でした。
今回は特に9月中旬辺りから、「9月から学校で進んだところ、7月に学習した内容(1学期期末後)を早めに準備しよう!」と学習を進めてまいりました。
ただ2学期に入り、どんどん学習内容が難しくなっています。
やり直しをしっかりとさせたいのですが、目の前の学校の提出課題に追われている生徒さんも見かけるようになりました。
「●●君。ただうめるだけや、答えを書き込むような勉強せんとこな。できなかった問題が、自分の力だけで解けるようになったのか?この意識がない限り、勉強ではなく、ただの作業で成績は上がりにくいよ。頑張ろうね」
みんな頑張っています。
しかし、学習が定着している生徒さんと、やったそばから忘れていき、ざるで水をすくうように、忘れていく生徒さんがいます。
意識できていないから雑に学習して定着しないのか、意識はして必死に限界まで頑張っても忘れるのかは、個人差のある話なので、どちらがどうかは、その生徒さんの学習姿勢を見ないとわかりません。最終的には、本当にできているか「テストする」しか、調べる方法がないのです。
しかし、できているのにテストに時間が取られたら無駄です。
テストは、できる問題とできない問題を仕分けているだけで、賢くなっていません。ほとんど解ける(できている)のにテストすれば時間がもったいないですし、できていなのにできている気になれば、テスト本番で点数が取れません。
こうした(どの程度仕上がっているかという)感覚は、勉強をし続けることで磨かれていきます。
そしてお子様が、「なんかやばいな。。。忘れてる気がするから、もう一回やり直す」となれば、本当に勉強の姿勢が身についてきたことになります(こうした生徒さんは、1回解いて、間違った問題の答えを赤で書き込んで終わり「できた!」とは言いません)。
勉強ができるようになるためにも
①まず仕上げる。
スピードがまず大事です。間に合わなければやっていないと同じです。スピードを得るには、「人よりもたくさん長く頑張る」ことでしかできるようになったのを見たことがありません(天才以外)。
②何度もやり直しができるように丸付けを行い、やり直しを行う。
ここで覚える問題と、質問しないといけない問題とに分けてやり直しを行う。
③本当にできたかどうかテストで確かめる。
上記②のところで、間違った問題を簡単にテストしなおす方法を伝授していっています。
このことを繰り返し指導し、学習姿勢を定着させてまいります。