村山も、中1G2生の返却面談を行いました。
偏差値が上がった生徒さんには、ここで油断して力を抜かずに学年末を迎える方法を、
成績が停滞気味の生徒さんには、何が問題で、どこから頑張るのかを話しながら決めていきました。
その中で、気になっている生徒さんがいます。
小学校の時に塾へ通ったことがなく、最近、学志館に通い始めた生徒さんです。
見ていて感じるのは、
塾からの「こうしよう」に素直にハイと言えない状態の様です。
いつも見ていますが、
首をひねりながら、「?」という雰囲気を感じます。
そんな彼に、僕は、必死に変わって欲しくて話しました。
「申し訳ないけど、これ以上成績が上がらないと思うよ。そして、勿体無いと思う。せっかく成績が上がっているけど、心でブレーキがかかっている状態だと思うんだ」
彼も頷き、はいっと答えてくれました。
変わるのが怖いんだよね。
さらに勉強させられるんじゃ無いかって怖いんだよね。
「でもね、じゃあ一人で結果出せるんなら、塾なんかいらないと思うんだ。本当に君が行きたい学校のために必要な成績が取れているんだったら、自分できっと勉強できると思う。でも、もし違うんなら、思っている点数が取れないんだったら、塾のいう通りにハイと言って頑張ってみようよ。勿体無いよ」
そんな話を彼としました。
変わってくれたらいいなぁ。自分が変わることで思い描いた未来を手に入れられる人になって欲しい。頑張ろうね。