「暗記だけでは、どうにもならないが、暗記すらできないようでは、更にどうにもならない」を合い言葉に頑張りました。「教えて欲しい」「わからない」「できない」と言っている多くの生徒が、「覚えるだけ」「やればできる」暗記で、成績(偏差値)に応じた結果になりました。=「覚えるだけの暗記すらできていないので、成績が中・下位層になる」ことが、わかってもらえたと思います。暗記は、あくまでも勉強ができるようになる「一つの素養」にすぎません。しかし、基礎学力にはなくてはならない素養です。公式を利用するにも、英作文を書くにも、計算ですら、そのルールを「覚えて」おかなければなりません。電車に乗る事も、カギを開ける事も、ピアノの演奏も覚えておかなければできません。
ノートをとるのが遅い生徒さんの大部分の理由が、「暗記力」の弱さにあるように思えます。
一度に覚えられる暗記量が少ないので、何度も黒板を見ます。目や頭が、黒板とノートを何度も行ったり来たりし、暗記力の高い生徒さんに比べ時間がかかります。先生の説明が聞けなかったり、うつし終えなかったり(家で後で見返せません)、そもそも、間に合わないので苦痛に感じて諦めてしまいノートをとらない場合もあるのではないでしょうか?学校のノート、塾のノートを見て下さい。暗記力の弱いお子さんは「間違ってうつしている」ことが多々あります。ひどい場合は、漢字自体が間違っています。偏差値60をこえてくる生徒さんにとっては「たかが暗記」ですが、それ以下の生徒さんの場合は「されど暗記」です。学志館では暗記のレベルを全部で9つのレベルに分類し、その生徒さんが今、どの暗記レベルにいるのかを調べ頑張らせています。
はやく「たかが暗記」を卒業して、ハイレベルな応用問題や、文章に挑戦するG1クラス(レベル)で頑張りましょう。
そこには大手前高校・四條畷高校・寝屋川高校合格を目指す生徒さん達が、しのぎを削って勉強しています。秋からも頑張ろうね。