中学受験クラスの生徒さんが、先週末、村山からどえらく注意を受けました。
他の子にちょっかいをかけ、勉強の邪魔をしたようなのですが、
小学校3年生。
新小4生なので、少しやんちゃなところが出るのは当たり前といえば当たり前です。
しかし、他の子に迷惑をかけたというのがダメです。
或いは、村山ならば絶対にやらないのに、他の先生だったら、「優しい先生だから」と人を見て行動する子になって欲しくないので、むちゃくちゃ注意します。
相当怖かったんでしょう。
当日は、涙ポロポロでしたし、
そんな彼に僕も「あのな、君はもっとできるのに、そんな人の邪魔をするようなことしたらあかん。塾は勉強するところ。そして僕は、人の勉強の邪魔をするのなら、どえらくまた怒るからな」
と指導し、反省の意味を込めて別室で勉強してもらいました。もちろん先生のいる教室で勉強を見ますが、反省させるために、同じ教室に戻す事はできません。
一コマ分の授業が終わり、
彼に聞きます。
「本当に頑張れるの?本当に勉強を頑張るっていう心があるんなら、もう一度信じて教室に戻すけど、次はないよ」
こうして教室に戻った生徒さんが、
今日の授業で一番前の席に座り、ものすごい真剣な様子だったので、担当もびっくりし、聞いたようです。
「どうしたん◯◯君、やる気がすごいやん!」
と言うと、
「僕、つい調子に乗って友達にちょっかいかけてしまうんで、一番前の席で頑張ることに決めたんです」
「すごかったですよ。むちゃくちゃ頑張って勉強してましたよ。」(担当講師)
良かった良かった。
こうしたことをなん度も繰り返しながら、できるようになっていきます。
もちろんこうした生徒さんは20人程度に一人の昔ならどこにでもいたようなやんちゃ君で、いじめや嫌がらせを他の子にするような子ではなく、本当にちょっと調子にのって楽しくなっちゃうと羽目を外してしまうというお子さんです。
こうした子は、救ってあげられるな。本人も本当は頑張らなくちゃと思っている(でないと、村山からあれだけ怒られたら、本気じゃなければ中学受験なんてやめて塾をやめていると思います)
頑張ろうね。受験ってちょっと頑張ろうかな?程度でなんとかなるもんじゃないんだ。
そんな中途半端な意識では、行きたい学校ではなく、行ける学校に進学することになります。
「自分の未来を、他人に決められるんじゃなくて、選べるようになろうよ」
「そのために、未来を変えるために学志館に来てるんやろ?」
やろうぜ。
精一杯頑張ろうよ。
3兄弟の一番末っ子で全員学志館から中学受験して合格していますが、
君が一番才能があるよ。
ただ、まだふらふらしている状態かな?(と言っても受験コースの新小学4年生の授業が始まって、まだ2ヶ月程度ですね)
目の色が変わって勉強しだしたら、君はきっとすぐに、もっともっと上を目指して頑張れるぐらい結果が出ると思います。
頑張ろうね。