橋本先生から寄付していただいた本書。
「面白かったですし、高学年から読めるそうですよ」
と言っていただき僕も読んでみることに。
著者の人柄がわかる面白い文章表現が秀逸ですが、
研究職につくということはどういうことなのか、教授、助教授になることの難しさや現状がわかります。(理系を目指したり、大学院へ進み博士号をとるという人には、必見の情報が書籍前半に満載です)
そして、大量に発生するサバクトビバッタの驚きの生態を学びました。へ〜そんなことがあるのか?という驚きが満載で、とても読みやすい本でした。
くずは本校に置いてありますので、ぜひ休憩時間にでも読んでみてくださいね。
その後の自分の人生がどうなるのかもわからないのに、好きな事をするために日本での全てを捨てて、世界に一人旅立つ。
その理由が「バッタに食べられたい」という幼き頃の願望から来ていることも驚きでしたし、そんな子供の時の夢を叶えてしまう前野さんは、本当に変人だなあと尊敬しました。
B型の僕からすると、変人、人と違う、変わっているは褒め言葉です。僕自身も、1年近く一人で世界一周をし、たくさんのものを得た経験があったからこそ今の自分があると思っていますが、変わっている人は他とは違うということです。みんな同じじゃつまらない。一人一人個性的で違っているからこそ「良い」と思います。当時僕も、友人たちからは、かなりな変人扱いでした。
本は素晴らしいですね。
数百円や数千円で、名だたる凄い方の一生や、生涯をかけて調べたり体得したものを読むことができます。学べます。
読むだけではダメで、それをどう生かすのか、あるいは行動に移すのが難しいとされていますが、それでも、まずは、たくさん本を読むことだと僕は思っています。是非、自身の知らない世界観を本を通して学んで欲しいです。そんな学びに最適な、目から鱗の本でした。