学志館の愛すべき生徒たち 村山の個人的ブログ 格言

限界突破に挑戦する者が夢を叶える

投稿日:

「こんなに頑張っているのに、お母さんも私を責める。。。。」って娘が泣くんです。。。

夏期講習中にお電話を頂きご相談下さった中3生の保護者様から、こんな相談を頂きました。

 

早速本人さんを呼んで、村山から話をさせていただきました。

まず、本当に今まで以上に頑張っていることを、嘘でも、おべっかでもなく、(本当に頑張っていたので)心から「今までの君よりも、ずっと頑張っている」ことを話しましたが、同時に、「他の子の頑張りと比較して(3200問暗記などの努力系で貼りだしが行われており、その結果を見ると、「賢い賢くない」「できるできない」なんて問題ではなく、「やっているかやっていないか」がわかります)

 

 

君の今の努力では、君が望んでいる結果は出ない可能性が高い」

と厳しくお話しさせていただきました(だって結果出して欲しいと思っているんです)。

 

 

残念ですが、検定試験と違い、ある一定レベルのスコアを取った者が全員合格できるのではなく、受験は上位400名や320名など成績順で合否が決まります。それはすなわち、いくら「今まで以上の努力」ができたとしても、ライバルがそれ以上の努力をしていたら結果(偏差値)は上がらないという事になります。

君が望んでいる結果が、今のままでいいのなら、この努力でいいかもしれない。

でもね、今のままでいいなんて、少しでも思っていたら、間違いなく成績は下がるんだよ。

 

 

ここから、みんな努力し続けます。今の君のいる位置の少し上を目標にしているライバルが努力を続け、君が「今の位置をキープで良いから努力したくない」なんて思っていたら、必ず抜かれることになります。そんな油断をして欲しくないし、受験という戦いにおいて、少しでも手を抜くことは、無残な結果につながるんだ。

 

 

だからこそ、来年の受験直前まで、1ランク、2ランク上の目標をもって挑戦し続け、その結果を見て上位校への受験を考えてみてもいいだろうし、実力相当の学校への受験を考えてもいいし、1ランク下げた学校で上位となってクラブをガンガンしながらも指定校推薦を取るぐらい余裕がある状態であるかを、その時に判断しようよ。今、手を抜くなよ。「今のままでいい」と思う気持ちはものすごくわかるけど、それは「成績が下がる選択をしている」という事に気付いて欲しいんだ。そしてお母さんも、先生からこんな話を何度も聞いていて、君に諦めて欲しくなくて「できなくてもいいから、弱音を吐いて諦めるんじゃなくて、努力して上を向いて進んで欲しいと願っている」んだと思うよ。

とお話しさせていただきました。

 

 

今よりも1ランク上を目指すことは限界突破に挑戦するということです。

それは、今の自分が「もうだめだ」「やってられない限界だ」「無理無理。。。こんなん無理に決まってるやん」と考えている先にある結果です。そのまま限界突破に挑戦せず、今までの自分と同じ努力で1ランク上の結果を得るなんてことは、僕はないと思っています。

そこに挑戦し、努力し続けることで、未来が変わるんです。

 

 

高校受験という、もしかしたら生涯でたった1回になる受験かもしれません(大学進学率は現在約50%ですので、およそ半分弱の高3生は大学受験をしないか、しても希望の大学に入れず就職や専門学校という道を選んだことになります)。そんな人生で唯一になるかもしれない今回の受験での努力ができずに、この先いつ努力するのか?ここで逃げるような者は、間違いなく次も逃げる(と言うより、そもそも大学受験しなくても「いいんじゃね?」なんて言い出すと思っていますし、次の就職では「どこでもいいんじゃね?」と言うと思います)。僕は、そんな子にならないで欲しいと思っています。

 

 

「夢を叶えるの叶えるっていう字。この意味を聞いて、先生感動したんやけど、〇〇さんも是非、頑張ってみないかな?」

 

 

叶えるっていう字は、「口に+(プラス)って書くでしょう。本当は十(じゅう)だけど、その人は、「口からプラスの言葉を発し続けることができる人が夢を叶える」って言っていたんです。

 

その理由を脳科学的に説明すると、「脳は、言葉を、誰に向かって発したものか認識していない」というのです。

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僕も最初は意味がよくわかりませんでした。しかし、よくよく説明を聞いてみると、例えば、口癖のように悪い言葉を何の気なしに使う人がいるとします。その人の口癖は「お前死ね!」です。決して本気で思っているわけではなく、関西人でいう突っ込みのように、その言葉が口癖になっている人がいるとします。

 

この「お前死ね」と相手に言った言葉を、脳は自分の耳で聞いています。

それを相手に言った言葉として認識するのではなく「死ね」としか認識していないという事らしいのです。すなわち、相手に汚い言葉を言ったとしても、脳はそれを「自分に言われた」と思っている。もしくは誰に言ったのか認識せず、自らに言われた言葉として受け取っている。

 

ゆえに古来から、「言霊」として、言葉には魂が宿るとされ、悪い、忌み嫌われる言葉は使ってはいけないとされてきました。

その脳科学の先生は、「謙遜であっても”無理無理!”や”できない”なんて言ったらダメです。その言葉を脳は自分の事だと本気で思ってしまう」からだそうです。

 

まずは、プラスの前向きな言葉を使う事。

その上で、「口だけ(言うだけ)」ではなく、前向きな努力ができること。その積み重ねが結果につながると思うし、今の君は、その一歩を踏み出して、頑張っているよ。

 

でもね、だからこそ、

「もう無理」とか、「お母さんが私を責める」なんて言葉ではなく、疲れたら本当にしっかり休んで、また前を向いて一緒に頑張ろうよ。

 

 

 

そんな話を彼女としながら、彼女も少し肩の荷が下りた様子でした。

 

僕たちが指導している「勉強」は、ある意味、上を見ればきりがないですし、下を見てもきりがありません。本当にどこまで頑張らなあかんの?と言いたくなるほど際限なく上はありますし、

 

別にいいやん。。。と言ってしまえば、どこなと入れる学校はあります。それは仕事や、どれだけお給料をもらいたいか?どんな生活がしたいか?と同じように、「上を見たらきりがないですし、下を見てもきりがありません」正に、自分が「こう」と決めたことが正義だと言えます。

 

しかし僕は、彼女に話したように、「現状キープは衰退、退化だ」と思っています。周りを見回しても、間違いなく生活も、食べるものも、機械の性能も何もかも進化しています。

 

そんな中、「どこまで頑張らなあかんの?」ではなく、死ぬまで輝き続けるための進化を目指すことができると思っています。

 

僕よりも高齢なのに、バリバリ輝いて生きている人がいます。

僕よりも年下なのに、死んだ魚のような目で「別に。。。」や「面倒くさい」という人もいます。

 

卒塾生の梨本さんが、「上海行って頑張ってきます!」と言っていた姿は輝いていましたし、結婚した金瀬君と清家さんの所に子供が生まれた時の二人の姿も輝いていました。そんな卒塾生や、今頑張っている塾生を見るたび、それを指導する先生がしょぼくれててどうする?生徒たちからうらやましがられるぐらい自身が輝き、「前向きに生きた人間の結果」を示しきらなければ、「チャレンジせずに引っ込んでいたほうが良かった」になってしまいます。

 

誰も好き好んで、「舞台の上に上がったり」「何かの委員を頑張ったり」「別に上を目指さなくても生活していけるのに、わざわざ上を目指したり」「頑張らなくてもお給料もらえるのに、更に上を目指したり」しなくなります。

 

僕はやはり、しょぼくれているより、輝いていたいし、生徒たちに輝いていて欲しい。今は輝けていなかったとしても、「輝きたい!」と思って前に進んでいて欲しい。誰でも入れる学校しか選べなかったんではなく、行きたい学校を選べるようになって欲しい。そこで何かを身につけ将来に活かしてほしい。入れる会社や、そこしかなかったではなく、入りたい会社に入ってバリバリ頑張って欲しいと思っています。

 

そんな選択を彼女がしてくれるのか。

 

それを支えるために、何度も励ましますし、疲れたら休もうよと言いますし、できるのにサボっていたら「サボるな!」と厳しく言います。そして、ゆっくりでもいいし、自分のペースでも良いので、決して歩みを止めることなく「前を向いて進んでいってほしい」と願っています。厳しい事を言いましたが、「今まで以上の努力」ができている彼女を責めることはできません。でもね、まだ君の本気は、こんなもんじゃないし、無駄があるんだよ=勉強の仕方が分かっていない。まだまだ成績を上げられると感じているから厳しい事を言うんだよ。

 

塾の格言ですが、

「先生が優しくなったら終わり」です。

それは、この子にこれ以上言っても「無理だ」という判断でしか、「塾の先生が優しい」なんてことがあるのか?と僕は思っています(このままではつぶれてしまうので、ここはいったん小休止という判断はあり得ます)し、そうでないのだとしたら、その先生の能力がぼんくらで、「目の前の生徒の力量を測ることができず、易しい事しかさせていない=成長させていない」という事になります。塾は、学校と違い「修行の場」です。何かを身につける場所であり、それは、今までに「できなかった事をできるようにする努力=限界突破への挑戦」です。

 

※この生徒さんは、授業で担当の先生から厳しく言われることを「〇〇先生が、私の事を嫌っている」と言ったそうですが、それは、村山が指示して「今の彼女の勉強の仕方、量、スピードではだめだ。そして彼女が希望している未来は偏差値を15近く上げないと叶わない事です。何度も確認しましたが、そのために頑張ると言った彼女の気持ちと、努力が見合っていません。厳しいようですが、塾をやめることになっても良いので、そのラインの課題を課して下さい。後は僕がサポートします」と言っていた生徒さんです。担当の先生も、何度教えても「同じところをミスし、それを重大なこと」と認識していない甘さを消してあげたいと本気で思い、普段超優しいキャラの先生なのに、厳しく対応したのだと思います。

 

それは間違いなく、「嫌われてもいい。それでも正しい努力と、厳しいところに身を置き頑張れ!」という担当の先生からのエールだと僕は思います。なぜなら、誰も嫌われたくないですし、生徒と楽しく「教えた・教えてもらった」で満足感だけ得られるような授業をしている方が楽だからです。教える事と、「成績を上げる」事は別です。成績を上げるためには、今まで生きてきた「成績の上がらない習慣を、上げる習慣」に変えなければいけません。限界突破です。笑って楽々できるのは、本来できる子が手を抜いていたケースだけで、そうでない場合は血のにじむような努力が必要です。人が生まれ変わるぐらいの努力です。そうそう簡単にできるものではありません。その嫌われ役を、担当の先生はちゃんとしてくれた=その上で、また、支えて頑張らせることも必要ですね。

 

こんな話を何度も聞いて、

共に頑張る友達がいて、

叱ってくれたり、結果出すための努力を「頑張れ」と言ってくれる先輩(学志館の若い先生の半分は卒塾生=先輩です)がいて、

 

各科目の先生が優しく教えてくれたり、厳しくさせてくれたりし、学志館生になっていきます。そして学志館には、「もともと合格できる子が普通にやって合格した(ケースももちろんありますが)のではなく、逆転で合格した生徒さんがたくさんいます。

 

学志館のポリシーは、「学びを志す心を育て、君の人生を変える」です。

学びを志すことは、生涯続きますし、人生を変えるようなことは、「限界突破」の先にしかないでしょうし、もし限界突破の努力をしていないのに未来が良くなったんだとしたら偶然なので2度はないんじゃないでしょうか。そして輝いている人は、何度も、いつまでも輝いています。限界突破への挑戦と、常に前向きに学びを志しているので、いつの日か「輝ける日」がやってきます。

 

頑張ろうね。

自分の人生を、「こんなもん」なんて言わずに、自らの力で変えきって見せようよ。

 

先生も頑張るわ。

 

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