今日をもって、野口先生が学志館での指導を卒業し、関東での就職に旅立っていきました。
長いな~、小学生の時からなので10年以上になるでしょうか。
中学受験では、村山と、野川先生と結城先生の指導で洛星に合格し、その後も高3の大学合格まで学志館に通ってくれました。
大学進学後は、講師として手伝ってくれ、主に中学受験の生徒の無料の質問受けを頑張ってもらっていました。
コンピュータ関係に強く、「のぐっちゃん、いつ来るの?ブログがおかしいんだけど。。。」や「設定がおかしく電話がつながらない。。。」など様々な機械関係は全て彼がやってくれているような状態でした。「これ、このボタン押すだけです」など、デジタル世代の彼からすると、昭和生まれのおっさんの依頼は、いとも簡単に解決してくれます。
国語力がずば抜けて高く、
繊細な心の持ち主です。
それだけに、そして能力が高いだけに、僕は、のぐっちゃんのことが、心配でなりません。
僕も、「(当時は学校の先生を目指していたので)先生になるのに、世間の事を知らずに先生になれるか!社会経験を積むために会社勤めする!」と決め、4年半働き、運にも味方され九州支社長に抜擢されました。(当時はベンチャー企業でしたが、現在では芸能人をCMに起用するような、年商〇〇億の企業になっています)
お給料は20代なのに、40万円以上もらっていたと思いますが、ほぼ、毎日14時間勤務の、月のお休みは2日(週休じゃないですよ。1か月の休みがたった2日でした)という激務を経験しただけに、会社勤めの大変さは身にしみてわかっているつもりです。
納得がいかないことも、「はい」と言って、やらないといけない場面にも出くわしますし(僕は納得していないのに「はい」とは言いませんが)、
理不尽な、人間らしい対応とは思えないような転勤や、降格なども見てきました。
それだけに、のぐっちゃんには「頑張ってほしいなあ」と思う心半分、
そんなに無理して頑張らなくていいよと思う心半分です。
電通の女の子のように、会社のためを思って働きすぎて命を絶つような子がいる現状をみると、
彼には笑顔で頑張ってて欲しいなあと思っています。
そんな彼に、個人的にメールを送りました。
「学び志す事。そして、学びを志している人は輝いていること。君も更に更に輝いて欲しい事。そして僕も、のぐっちゃんに負けずに頑張って輝くこと」
「決断すること。何とはなしに時は過ぎるけど、後悔しない人生を生きるために、意志を持って決断すること」
そして、「頑張ることは大切だけど、本当にどうしようもなくなったら、負けっぷりよくケツまくって逃げること。病気になったり、死んだりしたら何にもならないこと」
僕は、のぐっちゃんが心配で心配でならないのですが、過保護すぎますね。僕の心配をよそに、彼は、既に大きく精神的にも成長し、強く、頑張れるのに、僕は心配し続けているのです。
大きなお世話ですね。
でも、親は、いつまでたっても、子供のことが心配なのでしょう。80歳を超えた僕の父が、50前の僕をいつも心配しているように、親にとっては子供は、何歳になっても子供のままなのでしょう。
小学生の時から知っているだけに、大きく成長した彼を見ても、僕にとっては、小学生の時のまま、子供のような感覚なのだと思います。だめですね。でも、僕の生徒は、やはり僕の子供みたいなものなんだと思います。これからも、大きなお世話を続けますし、
これからの生徒たちとも、こんな素晴らしいご縁でつながれたら、なんて素敵なことなんだろうと思っています。更に更に仕事頑張ります。