昨日は国語の時間で問題ありな学習姿勢を指導していました。
小さな字で漢字を書くので、間違って覚えていました。
「このぐらいの大きさで書いてみようか」と言うと、「小さくても大丈夫、ちゃんと書けている」「お母さんから、ノートがもったいないから、小さく書くように言われている」などなど、沢山のワードが出てきましたが、僕は聞き入れません。
はい!プロの塾の先生の言う、こうしたら間違いにくいよっていう方法に「はい!」って言ってやってみること。
そう言って、させます。
僕は、仮に変な方法でも、本人が結果を出していたら、(将来的にこんな問題が起きるよと)忠告はするのですが強制はしません。
しかし、「できていない者、結果出していない者がルールを決めるのはあり得ない」と言って、出来ていないことをできるようにする努力を生徒さんに課します。
学習姿勢が整う前のお子様の場合は、特にノートは、贅沢にゆったり使うべきです。
日付や問題番号をノートの最初に書くこと。
問題を詰めて解くのではなく、1列ずつ問題番号を揃えて書き解いていくなど、
どこでこの子は引っかかっているのかな?と分析し、そこを修正していきます。
間違えやすいのには理由があります。
それは、間違いやすいように計算したり書いたりしている、子供さんの気づいていない悪い習慣です。
それさえなくなれば、グッと正解率が上がります。
でも本人は悪気もなければ、それが自然なので、今の快適な(間違いやすい)行動を続けます。続けると(間違いやすい書き方の)それが習慣化されます。
繰り返し行う行動が、悪いから結果が出にくいのです。
親子でこうしたやりとりをすると、たいがい喧嘩が起きて子供が言うことを聞かなくなりますが、塾ではみなさん素直に頑張ってくれています(僕が怖いだけかもしれませんが)。
その子のことを思って、本気だからこそ、ちゃんとしないと厳しく注意される場があった方が良い。僕はそう思っています。