(人生を変える、学びを結果に変える先生をカエル先生といいます。そんな厳しくもあり、愛情たっぷりなカエル先生のお話です)
昨日は中学受験小6生にとって、受験前最後の授業でした。
そこで聞こえてきた、厳しい叱咤激励。
「自分の頭で考える。お母さんがこう言っていたとか、お父さんがこうしろとか、そんなん関係ないやん。それを聞いた上で、自分がどうするのか?だろ?自分で決断しなさい」
君たちはできるし、自らができる様にするために自らが考えなければいけないのに逃げるなという厳しい言葉だったと思います。
村山からは、子供たちにこう伝えました。この時期は、保護者も、生徒自身も受験というプレッシャーで押しつぶされそうで不安なんです。
「よくできる君たちだからこそ厳しくも注意されたんだよ。君たちはできる。大丈夫。でもね、お父さんやお母さんもそうだし、君たちもそうだと思うけど不安なんだよね。カエル先生は”一流にすべく”指導してくれているけど、辛くなったら、先生や宮城先生に言ってな」
まだまだ子供です。不安で不安で、いつも以上にパニックになっていたのでしょう。
良くできる、かしこいと言えど、小学校6年生です。
一方、若かりし頃を思い出しました。
僕は、常々「人と同じ、僕も同じって言うな。自分の意見を必ず自分の言葉で言え」と育てられてきたので、カエル先生から「自分で考えろ」とは1回も指導されたことがありません。
しかし、まわりを見てみると、「(何も考えず)どうすればいい?」
「どこがわからない?」と聞くと、「全部」と答えるなど、
”自分の頭で考える”という事が、できなくなっている子供が多くなってきていると感じます。こうした事も指導していきたいと思いますし、それを指導する大人側が「指示待ち族」であったり、「自分の頭で考え、次どうすべき」を決断しないようでは、未来ある子供達が育たないとも思っています。実は、「悪いのは生徒ではない」。それを指導する大人側の問題なのです。
厳しくもカエル先生のように意識させることと、指導者、大人自身が自ら考える人でないといけないのです。そうした本物に触れているうちに子供は同じく本物を目指すようになり、いつの日か”自ら考える人”になります。頑張ってまいります。そして、織田信長も、こんなことを言っているようです↓↓