学校説明会が、どんどん行われていますね。
今日は、妻と共に、中3長男の四者面談のために立命館宇治に行ってきました。
立命館宇治は、コロナで大変だった4月5月は録画された授業を見ながら、生徒が課題に取り組むタイプの授業でした。早々オンラインに対応してはくださいましたが、ライブ授業ではないため、保護者としては「授業にちゃんと参加しているのか(録画した授業を見ているのか)」「提出物はちゃんと出しているのか」などが全く分からず、
定期テストもなく、全ての評価が「休まず、遅刻せず録画したオンライン授業に参加したか」「課題をちゃんと提出したか」などで1学期の評価が下されたようです。
多くの小中学生が、上記のような録画したタイプの授業では学習がずさんになったり、自立して学べず苦労したようですが、うちの子も同じ状態だったようです。
妻も僕も塾の仕事が忙しく、子供の宿題の手伝いをする時間がなかなか持てません。また、小学生の次女であれば宿題管理を頑張るのですが、中3の長男の宿題管理をしないといけないというのは、正に、「学習姿勢が整っていない=勉強が苦手な子」の状態です。過保護すぎてやっておらず、「宿題大丈夫か?」「うん」という言葉をうのみにしたところ5段階評価で2を複数もらう程のダメダメ状態でした。
今日、これから家族会議が行われます。
カナダに留学し、大学で英語を主体とした学部に進学しようとするとTOEFL450点以上が立命館宇治では課せられるのですが、「自信ないかも。。。」と言っていて見事450点を上回った高2の長女(そしておじいちゃん、おばあちゃんからネコをプレゼントされた)とは大違いの長男改造計画が話し合われます。
長女は、もともと「自分は賢くない。だから努力するしかない」とよく言っていて、継続した努力が頑張れる子に育って行きました。元々の(勉強という意味での)才能は、長男には及ばないのかもしれませんが、挑戦し、努力することで、マレーシアの研修に選ばれたりするなど、自分らしさを存分に発揮。今は、立命館大学の学生さんと地方再生のプロジェクトに参加し地域活性化のために何やら日夜頑張っています。正に、自らの力で生き生きと成長しているという感じです。
一方長男は、僕から見ていても元々賢く、勉強しなくてもそこそこ点数が取れてしまうので「目の前の一瞬一瞬を精いっぱい頑張る」という事をせず、寝ていたり、ダラダラしている。ゲームとマンガが大好きという、正に今どきの男の子という育ち方をしてしまいました。「(小さいころ天才と言われた人が)大人になればただの人」という言葉があるように、高校の学習は、少々、小中で賢かったから乗り切れるというものではありません。計画を立てたり、自ら学び、できなかった事をできる様に、こつこつ努力ができないと、あっという間に「普通の人以下」になってしまいます。
そんな長男に、「村山家は、おじいちゃんもパパもそうやけど、みんなと同じというのが大嫌いなんだ。パパなんて、おじいちゃんから「みんなと同じなら、お前の生きている意味がないやないか!」と言われたぐらいや。お前らしい、何かで輝いて欲しい」と伝えた事があったように、
侑輝という名前に、「人を犠牲にせず、人情が有りながら輝ける人になる」という願いを込めて命名したことを思い出しました。
そんな長男も、実は、学内模試の英語リスニングで校内1位を取り、英検2級合格へ向けて頑張っていただけに、今回のコロナによる自宅学習というのは、本当に、子供をダメにしてしまう可能性が高いと感じました(親ばか)。自立して意欲的に学べる子はなかなかいません。やはり、先生からの指導や、叱咤激励。そして、さぼらず頑張るという努力の継続を指導するのは、直接会って行うか、せめて、オンタイムのライブ授業で「侑輝!聞いてるか?」「やってるか?見せてごらん」とその場でやる必要があると思います。(学志館のオンライン授業は、ライブ授業で、その場での確認を重視したいと思っています。何百人もが授業に参加していて、ライブ授業と言いながら、生徒との関わりが持てないような授業とならないように指導して参ります)
ビデオ見て、課題出しておいてね。
でできるのは、大人になった高校生や大学生の学習法です。そんな大人な学習が可能になって欲しいと願いながらも、そんなことより、自立し、そして自律し、何より、前向きに一歩前に進む努力ができる子に育ってもらいたい。自分がやりたい、こうしたいと思った時に、それを叶えられる子に育って欲しいと願っています。今のような、逃げて、挑戦せず、言われたことをただこなすだけ(いや、その課題すらも期日までにちゃんと出せていない)というような輝いていない男であって欲しくない。
長男の未来が変わる、そんな話し合いとなるよう、家族会議頑張ります。