2023.01.19
昨日1/18の結果発表(同志社国際)をもって、2023年度中学入試が終わりました。
合格おめでとうございます。
■大阪星光学院合格
■高槻中学後期入試合格
■明星S特進コース合格
■開明理数コース合格
■同志社国際合格
■同志社国際合格
■立命館宇治合格
■立命館宇治合格
■京都女子合格
■近畿大学付属中学校英数コース プログレス合格
■京都聖母学院Ⅲ類(最上位コース)合格
■東海大仰星英数特進合格
中学受験クラスの生徒さんも、個別指導の中学受験コース生もみな頑張りました。
実は、小6生は少人数です。。。もうすぐ20名になるかという現小5や小4生とは、人数が違います。合格者数は少ないですが、数々の逆転や成績アップを成し遂げてきた生徒さんたちです。
大阪府男子校No.1と言われる、大阪星光学院への合格も出ました。本当にすごい努力でしたし、頑張りました。五ツ木駸々堂模試の4教科偏差値で大阪府No.1になるなど、学志館の最高記録をぬりかえたね。
高槻中学校に、後期入試で合格するのもすごい事です。
同志社国際に合格した生徒さんも、途中、少し甘えが出ましたが、その後持ち直し、冬期講習から入試までの間は、黙々と凄い頑張りでした。
京都女子に合格した生徒さんは、夏休み後の偏差値をもの凄くアップさせて頑張りました。
京都聖母に合格した生徒さんも、算数の力をメキメキ上げて、上のコースでの合格が難しかったところから逆転しました。
立命館宇治に合格した生徒さんは、天才の片りんを見せてくれました。(どうして、こんな学習法で、こんな偏差値が取れるんだろうと、学志館の常識が覆されました=いいんです。十人十色、結果が出ていたら、それが、その子にとっての最高の学習法です)
その他のみんな!最初から考えると、成績を伸ばしましたね。本当に頑張ったよ。
また、上記のほぼ全ての方が、途中入塾者であり、全く中学受験は初めてのケースや、他塾での成績不振を理由に学志館での逆転を目指して入られた方たちでした。なので、パーフェクトテストや通過テストなど、当該学年にクリアすべき課題をクリアされておらず、夏休みも必死に頑張ったり、その後も、時間との戦いだったことを思い出します。
そして題名にある、「絶望からの逆転」ですが、昨日、感動することが起きました。
成績(模試の偏差値)も十分とれている。
過去問題でも合格が出ている。
一昨年、同校に合格した生徒さんの結果と比べても何ら遜色がない。
確かに、「本番同様の時間で緊張感をもって!!」と塾管理で過去問題をさせた時は不合格になる場合もあるなど不安な点もありましたが、それも冬期講習、その後の過去問題でも合格が出て、「第2志望の学校への推薦を決めず、第一志望での受験」を塾としてもお勧めし、保護様、ご自身も「頑張りたい」との思いから、第一志望での受験を決めました。
しかし、初日での不合格。。。。
塾内でも激震が走りました。力を出し切ってくれたら合格できる学校だっただけに、今年度入試科目が変わったなどの諸事情に巻き込まれたか、それに伴う今年の受験生の層が変わり不合格となったのか。
何を言っても言い訳にしかなりません。
しかし、受験にはこれがあります。いくら過去問題で合格が出ていても、当日は、同じような実力の子が数百名集まります。1問のミス程度なら何とかなったかもしれませんが、数問もミスが続けば、あっという間に不合格ラインに来ます。
受験校の10回違う年度の過去問題をやって8回合格で2回不合格なら、合格率8割。
そんな学校を受けない方がおかしいと言われてしまいますが、実際には、その不合格の2回の時の調子が入試本番で出てしまえば、その子は落ちるという事です。
どんな子もそんな状態で、当日、力を出し切ってくれれば合格するし、ちょっとしたミスや、調子の悪さから不合格になることがあり、受験の「あるある」だといえます。そして、関西は統一日程と呼ばれる、今年度で言えば1月14日に、ほぼ全ての私立の最初の入試(一番合格しやすい入試)が、この1日に集中します。一発勝負で、力を出せなければ、地獄の苦労が待っている。そんな厳しい戦いの中、毎日、合格祈願神社に祈り、生徒たちの合格を願ってきました。
そして昨日、最後の受験校=同志社国際の発表でした。
初日に受験した学校と、偏差値的に、ほぼ同レベル。
力を出し切ってくれれば合格できるが、初日のようなことがあれば不合格。そして、最初に不合格が出た生徒さんは、その後、怖くなって力を出し切れないケースが多い。。。。
村山も、宮城も、家に帰っても、必ず1回は、この子の話が出て、「何をしてあげられるんだろう」「最後の結果が。。。」と心配していました。
他の講師たちも同様で、みな心配していました。
そんな中、直接、報告に来てくれました。
「合格しました」
本当に良かった。。。。
僕はこうした時、本当にダメ人間なのです。泣いてしまいそうで、「そうか!よかった!!」と言うばかりで、きっと、拍子抜けな対応だったのではないかといつも後悔します。。。
しかし、本当に感激して、どう表現していいかわからず、そうなってしまいます。
でも、本当に、感動していたのです。
力を出し切ってくれたんだね。そして、結果に結びついたことは、自信につながります。
お父様、お母さまにはお叱りを受けることだと思いますが、受験の厳しさ、怖さも知りました。そしてそれを、はねのけて合格を勝ち取ったのです。
本当に、君はすごいよ。
絶望からの逆転。(本当の意味で)強い子にしかできない偉業を成し遂げたね。学びを志す人に認定です。(是非、ホームページの写真に載ってもらいたいです)
そして、この事を忘れないでほしい。
これからも続く学生生活の中でも、上手くいかないこと、絶望するような失敗に直面することが人生にはあります。就職など、自分の思い通りにいかないことや、受験のように自分の努力だけでどうにかなる問題ではなく、他人に影響されてとんでもないことに巻き込まれたりすることも人生にはあると思います。
でもね、中学受験での今回のことを思い出してほしいんだ。
君なら、きっと逆転できる。
本当に頑張った。そして、合格おめでとう。