あいまいな記憶で話してはダメですね。
中学受験生の五ツ木・駸々堂模試の4教科偏差値アップの記録第1位は、
小5(7月)→小6(11月)の20.6アップでした。
次が18.2アップ、17.9アップ、16.3アップ、9.8アップ、9.5アップ、8.1アップで、7名全員が小5~小6にかけてで、上記の偏差値アップを果たしました。
本当にすごいことです。
学志館の中学受験クラスは、まだまだ少人数制です。
小5から受験を志した方も2名いらっしゃいますし、入塾時43だった偏差値が現在では60を超えている生徒さんもいます。五ツ木・駸々堂模試が5年生から始まるため、結果としては最大で2年間の成績となりますが、実際には小4から受験勉強が本格化し、大部分の生徒さんは約3年間、中学受験のための準備をする事になります。
本当によく頑張りました。
しかし、入試本番は来年の1月16日(土)からです。ここで油断せず、さらなる実力アップを目指し、当日を迎えていただきたいと思います。塾も全力でサポートします。
受験生を見ていて思いますが、やはり「正しい努力」をした者の成績が伸びます。
もちろん、もともと成績が上位の場合は、伸びしろがあまりないため大幅な偏差値アップは難しいと言えます。それでも偏差値60→65や、65→73として洛星や大阪星光に合格された方など、5アップや8アップされます。
こうした生徒さんは、
①まず、圧倒的に勉強しています。
場所は、「家」の場合もあれば「塾」の場合もありますが、塾の課題が仕上がります。仕上がらなければくらいついてでも塾で残って、遅れてでも提出されます=そのまま放置している生徒さんの成績は伸びません。
②形だけ「テキストを埋める」という事が気持ち悪いようです。
本当に自分で解けるようになったか、自分で確認できるようになると結果が出始めます。
「自分で解く・解ける」ことよりも、「テキストが仕上がる」「提出のためにとにかくやった」という事が大切な人の成績は、なかなか上がりません。勉強は、できなかったことをできるようにする修行です。本当にできるかどうかより、形だけできたことに満足しているようでは結果は出ないと言えます。
我々は、塾・教室に通う生徒さん全員に、上記を徹底して指導し、お話しし、「心」を変える指導を心がけています。「ただテキストを埋めても成績は上がらないのです」「理解もせず、解答だけ書き込むなんて無駄以外の何物でありません」しかし、大部分のお子さんが、こうした「ただ、仕上げればいい」という勉強をしようとします。
「できなかったことをできるようにする」
その意識があれば、
・丸付けをしていない
・答えを書き込んで終わりとしている
・間違った問題の問題番号に印をつけていない
・覚えればいいだけの問題を「書いて覚えない」
・理解していない問題を先生に質問しない
などある訳がないのです。こうした行動が出るのは、そもそも「勉強ができるようになる」という事を理解していないと言えます。
・わからないから(勉強)できない
・覚えるだけだから家でもできる(テストでは暗記ものが取れていない)
と合わせて、みなさん「勉強ができなくなる行動」を無意識に行います=こうした行動をとっているから、成績が上がらないと言えます。
それを根気よく正し、結果に結びつけ、生徒さんが「ああ、正しい努力は裏切らない」という事を教え込まなければ、どこへ行っても通用しないと考えます。結果を出している人は、「正しい努力」をコツコツと積み上げます。そんな仲間がいたり、目の前で頑張っている子がいると、自分も頑張れると思います。
学志館をそんな場所にしたい。
そう思い、講師一同指導にあたっております。今日も、頑張ります。