2号館美咲校ができるまで くずは本校 勉強の仕方 暗記 結果・こんなに頑張っています。 高校受験

社会80点以上がとれた!と言って、むちゃくちゃ喜んでいましたよ。

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くずは本校で授業を受け、美咲校でフォローの暗記特訓を行っている中2生女子が中間テストで80点以上をとり、むちゃくちゃ喜んでくれたようです。

その様子を野川が、嬉しそうに僕に報告してくれました。

 

僕も社会科の担当として、むちゃくちゃうれしかったですが、

実は彼女には何度も何度も「授業内だけの勉強では、間違いなく点数は取れないよ。分からない事は教えるから、覚える事は家でやること。家でやるのが難しければ本校の第5教室か、美咲校へきてマイナス2問特訓(テキスト2ページ分を2問以内の間違いになるまでトレーニングする無料特訓)をすること」としていました。

 

彼女は、「無理や~」「暗記嫌い」と口では言うのですが、

授業中や暗記特訓でも黙々と努力してくれました。

 

もちろん、集中力はまだまだです。

しかし、他人との比較はやめて、彼女の今の力から考えると、「正しい努力を、今までより長くたくさん頑張っている」。

 

そんな彼女が、結果を出してくれたことがうれしかったのと同時に、

 

 

 

僕は管理をしただけで、ほぼほぼ何もしていないのです。

長女の偏差値37を57へ20以上上げた時も同様ですし、今までの偏差値を上げた子も、僕は「手取り足取り」教えません。

 

教えるのは、授業担当の講師や、無料の自立学習で担当する質問受けの先生がやってくれます。

 

 

しかし、勉強を指導していて思いますが、

いくら教えても「点数を取る勉強ができるようにならない」子がいます。

 

 

 

こうした子は、「目の前の問題を仕上げる作業」をしているだけで、「本当に自分で解けるようにトレーニング」していません。

 

 

(教えてもらったり、調べたりして)一生懸命書き写して問題集やプリントは仕上げるけれど、点数に結びつかない。

 

 

それは、時間だけかかって成果が出ない仕事と同様に、社会に出てから評価されません。

 

 

 

ぼくはそれを、「作業」と呼び、生徒にも社員にも、そして自分自身にも「作業は、誰でもできる事、将来ロボットが取って代わる仕事(勉強)。だから、自分のためになる時間を使おうよ」と話します。

 

 

社会科で80点以上を取った彼女は、まさしく、「自らのために勉強をし、時間を使いました」

 

 

そして、勉強の初歩は、こうした暗記トレーニングです。

「暗記が全てではないし、暗記なんてつまらない勉強。でもね、暗記すらできないようでは、どうにもならないよ」と僕はよく言いますし、

 

 

暗記にとんでもないレベル差があることを、生徒さんたちは知りません(保護者様も同様かもしれません)。

 

学志館では、最初のレベル①がテキスト2ページでマイナス2問特訓です。

 

この状態は偏差値50未満の子でもクリアできるレベルで、大したことはありませんが、自身でトレーニングしている1ページ(約20問程度)の倍の課題なので、合格になるまでに数日、人によっては数週間かかります。

 

次がレベル②で、1単元(テキストのおよそ4ページ~6ページ)でマイナス2問以内になる暗記力。この辺りで偏差値50は越えてきます。

 

次がレベル③で、1回の定期テストの範囲(およそ3単元~4単元分)の20ページ~30ページ程度を一度にテストして2問以内の間違いにする。

このレベルが偏差値60レベルです。この量になってくると、1回で2問以内というのは難しい状態ですが、偏差値60以上の子だと数回チャレンジしたら30ページ分の問題でも2問以内(程度)にまで仕上げてきます。

 

 

そして偏差値65や70以上の生徒は、上記を全5教科で行えるだけの学習体力があります。

(こうした暗記は終わらせたり、同時並行で応用問題などの難問に挑戦しています)

 

 

無理ではなく、暗記なので、必ずやればこのレベルまでは到達できますが、それをやらずに「偏差値60を越えたい」「65を越えたい」と言い出すのは危険です。

 

偏差値60以上で全体の10数%、65で上位7%程度です(偏差値70以上だと確か2~3%だったかと思います)。

100人いて上位5~7人に選ばれる人の能力が、そんなに簡単に手に入り、行えるものではない事は、普通の大人が考えればわかります。

 

 

 

それだけの努力をしなければ、その域には到達できないという事です。

天才なんていない(仮にいたとしても、天才ではない自分は待ってるだけで天才にはなれない)。天才とは正しい努力を継続できた人だと思いますし、そのためには「正しい努力」を習慣化し、できる限り苦痛だと感じないようにし、継続できることが必要になります=やらない事にはできるようになりません。

 

 

彼女はその一歩を踏み出しました。更なる高みを目指して頑張って欲しいですね。そして「つまらない暗記」なんてすらっとこなせる能力を身につけて、思考力を要する問題に挑戦してもらいたいです。難問への挑戦へは、(解き方のパターンを僕は武器と表現しますが)「たくさんの武器をもっていて、それを使いこなすことができるかどうかが勝負をわける!」と思っています。

 

そもそも武器を持っていない者は戦いに苦労しますし、

その武器は、「繰り返しと暗記=やり直し」で手に入ることを、僕は説きます。

 

「あのな。教えてもらって”できた”って言っていても、翌日には半分程度は忘れてるねん。今ここで本当にできるようになったか、先生が調べたる。一緒にやろう」

 

 

こういう役目の先生が必要で、

そうした先生がいないと「教えてもらって分かるようになっても、できるようにはならない」という生徒が続発します。

 

僕も、野川も、美咲校校長の宮城もそうですが、各校の担当者も「(まずは教えることが最初ですが)ただ教えるのだけが塾の仕事ではない」という気持ちで指導しております。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

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