できなかった問題を、できるようにする。
このことを、本気で考え、全ての行動を、確認すべきです。
■まず、「できる問題」か「できない問題か」をしわけないといけません。
できなかった問題を、できるようにすべきです。
すでにできる問題も、確かに忘れているなどあるかもしれませんが、それよりも、明らかにできなかった問題を、できるようにすべきだと考えます。
・間違った問題番号に印をつけていません。
■できなかった問題が、「覚えればいい問題」か、「教えてもらわないとわからない問題」かしわけていません。
テストが近づいていなければ、覚えるだけの問題も、ノート作りをしたり、辞書で調べたり、時間をかけても、しっかりと知識が定着する学習法を選ぶべきです。しかし、テスト直前の二週間を切ったあたりからは、とにかく効率化です。覚えれば済む問題は、解答を見て、早く覚えることに時間を費やすべきです。
教えてもらわないといけない問題を、何十分もかけてうんうんいいながら考え、覚えればいいだけの問題を、うんうんいいながら、頑張って答えを出そうと思っても、時間がかかるばかりです。勉強が苦手な生徒さんは、こうした、逆逆の勉強を行います。
しかし、本人たちはいたって真面目です。
テスト直前のノート作りを注意しようものなら、「どうして、頑張ろうとしている、私の邪魔をするのか」というような勢いで、時間の無駄である勉強法を、正しいと思い込んで邁進しています。
僕は、女心も、そうした空気を読むこともしないので、「今やるのは時間の無駄。ノート作りをもししたいのなら、もっと早くからやっておき、家でやって」で終わりです。
僕ははっきり言います。
「テストで本当に点数をあげたいの?それとも、お母さんから勉強しろって言われているから、とりあえず、勉強した風で時間を使いたいの?」
みんなテストで高得点が取りたいって言います。
「じゃあ、ノート作ってないで、問題ガンガンといて、できなかった問題を、どんどん覚えて、わからない問題を聞けばいいやん」と言うと、
「いや。。。それは。。。」と口ごもります。
まさかの出たか?
努力はしたくはないが、結果は出したい。本物の努力はしんどいのでしたくない?それでは点数が上がるわけないよ。ちゃんと正しい努力をしようよ。
こんなやりとりを勉強を教える以外の時間で、何度となく生徒さんととります。頑張ります。できなかったことをできるようにする努力は、賞賛に値する、結果を出すための、絶対ルールです。これを、黙々とこなすことができる生徒さんを、僕は尊敬します。大人でも、「良いとはわかっているんですけど」と言ってやらないのに、子供が頑張るんです。すごいことです。明日もテスト対策です。勉強の仕方が変われば、成績は必ず変わります。今までのダメな自分を変えるために塾へきて頑張りましょう。