夏期講習を指導し、生徒さんの様子を見ていて感じます。
みんな頑張っています。
でも、このままじゃあ結果が出にくいだろうな。。。
そう感じる生徒さんには、共通した特徴があります。
それは、塾との信頼関係ができていないということ。
我々は、なんとしてでも結果を出してもらいたいと願い何度もアプローチし、時に厳しく、時に優しく、そして、その子の学習姿勢を正そうと試みます。
その際、
「でもそれって」
「え、いや、でも」
などハッキリと、心を閉ざしてしまい、それが言葉に出るケースもあれば、にっこり笑って人当たりはいいけど、全く言うとおりにしない場合、最終的に勉強していません。
心が、納得していないと、結果は出ないと思います。
そのために、僕は、ありとあらゆる場面で、未来を予測しようと試みます。
先生の凄さ、塾の先生の凄さというのは、もちろん学校の授業よりもわかりやすいということが大前提ですが、
それ以上に重要なことが、「君の未来を変える!」と思って行動できるかどうかだと思っています。それを予測し、正しい未来への道を示す事ができるのかどうか(結果)が重要です。
「あかんわ。●●君、結果を出すためにも書いて。見ているだけは時間がかかりすぎる。或いは、できているように見えても、書くというアウトプットを行い確認していないから、漢字を間違って覚えているなど問題が出ています。書いて覚えよう」
なんとかしてあげたくて、
結果を出してあげたくて、
その努力を、かけた時間に対して効率がいいと言えるために、僕は話しますが、
ちょっとやってすぐ直るのであれば、勉強の結果もちょっとやったらすぐ出ると思います。しかし、現実はそんなに簡単ではありません。
目を離すとすぐ前の悪い癖に戻ってしまったり、僕の前では頑張っているけれども、他の先生に確認すると元に戻っていたり。。。
それでも僕は、なんとして結果を出して欲しくてまた、何度も何度も言い続けます。
でも、それでも、頑なに自分の勉強スタイルを変えようとしない生徒さんもいます。いえ、少しずつは変わってきているのですが、なかなか頑固な方がいらっしゃいます。
それを変え切るのが塾の仕事。
頑張ります。何度も何度も言い続けます。
アプローチの仕方を変え、
本人が本当にその内容の重要性に気づくよう、さまざまな方法で授業や指導を試みます。
でも、ものすごく時間がかかります。
できなくても良いので、素直に「はい!頑張ります」と前向きに事にあたってもらえれば、ずっと早く結果が出ます。そのためにも、
「塾のやり方のほうがわかりやすい」
「出来るようになった」
そう言ってもらえるよう、結果にこだわって頑張らせてまいります。どうなるのか未来を予測し、結果が伴っていけば、生徒さんの目が違ってきます。そうなるよう、また嫌がられても、「こうしなさい。それを、はいと言って猛烈に頑張れたら、きっと結果が変わると思うし、そうでなかったら、「村山先生!あの方法全然あかん。僕(私)には向いてない」と文句言ってもらって良いよ。次の一手を一緒に考えよう。君が逃げているんじゃなくて、本気でやってダメならば、絶対に別の方法を考えたほうが良い。先生も必死に考えてみるから」
僕はそう思っています。
頑張ろうね。結果が出る事。それは、社会に出てから必ず問われる逃げられない事実です。
小学生だから、中学生だからと言って、それから目を背ける事は、その子のためにならないと思います。一緒に頑張ろうね。辛くしんどい本物の努力を。