本日9月4日の模試の結果が返ってまいりました。
成績を大幅に上げていらっしゃる生徒さんは、「夏の暗記物凄く頑張った!」という生徒さんが多かったようです。
成績があまり変わらなかった生徒さんは、「1教科ミスをしている」ケースが多く、算数などで計算の大問①と、一行問題の大問②が正答率100%でないなど、本当ならば得点できる所を落としていて、総合として偏差値が変わっていないなど残念でした。
ミスと言えども実力です。次の模試では、力を存分に発揮できるよう、じっくりと考える力を養成する「過去問題対策」、スピードと処理能力を上げる「コンプリーションの暗記や計算」をバランスよく学習させてまいります。
「う~ん。。。。」と言って、難しい問題に挑戦するのはいいことですが、入試には期限があります。時間が無駄ではないかと、常に考えないといけません。
生徒さんによくお話をするのは、
■過去問題は時間がかかる割に問題数を解いていない。
過去問題を仕上げるのに、テスト時間、やり直しを含めると4教科で5時間から、遅いお子さんですと8時間程度かかります。過去問題は「傾向と対策」を練る、「合否判定」のために、必ず行うべき必須課題だと学志館では考えています。しかし、時間を6時間も8時間もかけて、実際には数百問を解き、やり直しは「100問程度」でしょうか。それだけしか賢くなっていないと言えます=もちろん過去問題なのでレベルの高い問題を100問という事になります。
ですので、同時に処理能力upのために、数をこなすという意味で「暗記問題」や、「一行問題(駸々堂模試でいいますと大問題の②レベル)」を含め、数をこなすトレーニングをしなければいけないと考えています。
もちろん成績によって、「応用問題や過去問題」「暗記や一行問題」をさせる比率が違います。
お子様の様子を見ながら一人一人決定してまいります。