勉強だけに限らず、スポーツや音楽の世界でも感じる事ですが、
頭角をあらわす人は「気分で、やる・やらないを決めない」と思います。
生徒達の言葉や、わが子の言葉を聞いていても思いますが、嫌いなことや苦手な事に直面した時、
「今日は気分がのらないから・・・」
「今日は、そんな気分じゃないから・・・」という場面に出会うと、
「え~い!そんなことは、必死にやってるうちに気分も乗って来るから頑張れ!」「出来たかできないかは、後ででいいから、今は目の前の事に集中して、やろう」と励まします。
申し訳ないですが、過去、大阪No,1男子校の大阪星光に合格した生徒さんや、洛星・同志社・立命館などに合格した生徒さんを見ていても、気分で「やる・やらない」を判断するブレが少ない事に気づきます。気分がのろうが、のらまいが関係なく机に向かうという感じです。塾で指導するうち、段々とそうした姿勢が身についてきます。
これは何も勉強だけに限った事ではなく、仕事でも感じます。
「今日は気分がのらないから、仕事休むわ」と言われた日には、お父様お母様なら、「大丈夫か?」と心配になって当然だと思います。出来る人は「気分がのらないのにやっても無駄だよ」「非効率だよ」と言います。その通りです。嫌だという事を無理やりやって、良い事なんか一つもありません。でも、できる人は、ちゃーんと、普通の人よりやってたり、やってなかったとしても、自分はどうすれば集中できるかを知っていて、その時に集中的に済ませます。ある意味オン・オフの切りかえが上手く、やっていないようでちゃんとやっているのです。
一方なかなか結果が出ない人は、いつも、
「ちゃうねん・・・家に帰ったらやろうと思ってるねん」「気分がのったらやろうと思ってるねん」と言って、結果やっていません。
まずは、「あれこれ話してばかりでやってない」ではなく、
「ぐっと、自分の世界に入って頑張ってみる」事が必要なんじゃないでしょうか。そんなかっこよさにあこがれます。学びを志す心を育てる。学志館では、そんな子供たちに育つよう、日々熱く語っています。結果は後からついてくるよ。まず、やってみようよ。