中３生で準２級を持っている生徒さんも多数いますが、学志館の１階で行っている「習い事教室まなびぃ」の生徒さんが頑張っています。
中３レベルの３級や、高１～高２レベルの準２級に小学生が挑戦すると、ほとんどの場合、日本語訳した、その日本語の意味がわかりません。
英語と言いながら、同時に国語の授業も必要となったり、個人の能力の差が大きくなるため、個別指導となるケースが増えてまいります。検定までの期間が短い場合や、低学年の子に指導する場合には、圧倒的に個別指導の方が効果が高いと言えます。
一方、検定に合格しても、「書けない」「読めない」「文法事項が曖昧で、選ぶことはできても書くことができない」という場合は、ジュニアクラスや、英語のクラス、その他まなびぃでの英語教室でトレーニングすることで、中学校以上の入試用英語に対応した指導も行っております。
我々は、無駄な物や、お遊びのような「ただ日常会話程度ができればいい」という指導ではなく、未来のために「英語が使いこなせるスキルを身につけさせる」という思いで、様々な教室や塾でのコース、個別指導でのコースを、お子様に合わせた形でご提案しております。
僕は、小学校教育を否定するつもりもないですし、本当に親身に一生懸命指導されている小学校の先生がいらっしゃることを存じ上げております。
そして、これを小学校の先生に言っても、小・中・高・大とバランバラなシステムの中で指導することを義務付けられている先生方がかわいそうでならないのですが、
それでも、
中学校で困ることがわかっているのに、頑張らせない指導で「大丈夫だよ」という先送りをするのは、本当のやさしさではないと思っています。後で困る事がわかっているのに、みんな１００点や８０点以上取れるテストばかりするのはどうなんでしょう。。。。（もちろん自信をつけさせる意味で１００点や８０点以上を取らせるようなテストが必要であることも理解しております）
今、中学校で、ものすごく困っている生徒さんの大部分は、小学校の時に塾へ通っていない生徒さんです。正直、学志館でもついていくことができず、個別指導への移動や、学校の宿題をするのが精いっぱいという、教育の２極化がものすごく進んでいると感じます（一方で勉強の仕方がちゃんとマスターできている生徒さんは、中学校の定期テスト主要５教科５００点満点中で４５０点以上をさらりと取って、入試へ向けた応用問題や、難しい問題に挑戦しています）。
そんな（中学校へ進学後困られている）生徒さんや保護者様に聞くと、大部分の方が、
「小学校の時は、できたんですが」
或いは
「小学校の時は困っていませんでした」
と言われます。大学受験が変わり、本当に今のような状態でも大丈夫な教育改革が大学→高校→中学→小学校という形で、考えられシステム化されているのならばいいのですが、どうもそんな感じがしないのは僕だけでしょうか。翻弄されている子供達と共に、僕は学志館で頑張っていきます。そして資格取得は、「合格というはっきりとした判定が下される」という点が素晴らしく、「更に頑張らないと」という意識を持たせることが難しい小学生にはうってつけのハードルです。
本当の力は、「正しい努力の先」に手に入ります。
・やらずに
・挑戦せずに
・今の状態で満足していて
・やり直しせずに
・●点以上取ってやる！と心に決めず
結果がでるなんて虫が良すぎます。今までのレジェンドと呼ばれた、歴代記録をうちたてた先輩たちの中に、「あの子、なんで成績だけいいんでしょうね」という生徒さんは一人も覚えがありません。
皆、良い子たちで、努力することができる子たちでした。
僕はそんな生徒さんを今後も輩出するために学志館をやっています。校長の野川や、田中、結城、橋本など、クラス授業の先生たちや他の先生たちも、個別指導の久本や若手の先生たちが、生徒と共に頑張れる塾にしたいと思っています。
