「どの参考書が、効率的ですか?」
「どうすれば成績が上がりますか?」
中学生も、すぐに答えを求めたがり聞いてきます。しかし答えはたった一つだけです。「アドバイスはするけど、その答えを見つけるために、勉強するしかないんだよ」
自分に合う勉強法を見つけ出している子は、黙々と勉強しています。
大抵結果が出ていない生徒は、「結果の出ない自己流」か「勉強をしていない」かのどちらかです。そして、あれこれ悩んで勉強していなかったり、アドバイスばかりを求めて、結局勉強していなければ、「たくさん本は読んだけれども実践していない」ので、スポーツでも、仕事でも結果を出しづらいと言えます。
大部分の人が、「良いと思っても行動に起こしません」
ほとんどの人が、「やらなきゃ・・と思っていても行動に移しません」
でも、考えようによっては、とても簡単な事ですよね。
「ただやり始めるだけで、大部分のやらない人を置き去りにして結果を出す事が出来る」という可能性が高いと言えます。
更なる効率化は、それから考えればいいことでしょう。そもそも70点~80点ぐらいまでは努力で何とかなりますが、80点以上を取るための努力は、60点だった点数を80点にする努力の数倍も、数十倍も大きく、苦労の割には結果が伴いません。だからと言って、立ち止まって良い問題ではないですし、80点が取れていないのに、上位20点分の、とんでもなく難しく、結果が出にくい分野に悩み歩みをとめるのもまた「勉強ができる人の行動」ではありません。悩む気持ちもわかります。相談に来て下さいね。でも、決して勉強法ばかりを追い求める「勉強法おたく」にはならないでくださいね。(2014年学志館くずは校校舎だより)