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入試問題がとんでもなく変わって来ています。
全国の大学で問われている問題をたくさん見ましたが、正に、
「こら、単純な暗記だけで解けるわけがないわ」
という内容でした。
もちろん、受験する大学のレベル、それに必要な正答率は違うので、一概に、そうした高度な問題ばかりになる、そんな問題を完璧に答えられないといけない!ということではありません。
しかし、その波は、既に昨年度の高校入試でも現れており、その顕著な例が、
大阪府の理科社会で数問出た、
「正しい答えを全て選びなさい」です。
センター入試や、高校受験の選択問題も、今までは基本、正解は1つでした。
明らかに違うもの2つを外し、どっちかな?と迷わせる2択から正解の1つを選ぶ。
そんな方法は通用せず、正しい答えが、選択肢の中に2つも3つもあるのです。(長野県の入試では、4つ中3つ正解という問題もあったそうです)
一問一答式の正しい答えを覚えればいいという入試は、一部残りながらも、出ればラッキーと思って、
蓄えた知識を使って分析したり、自分の考えを書いたりしなければなりません。正に、「国語が出来る子は賢い」の言葉通り、本当の意味での読み取りや、答えが一つとは限らない、或いはどちらも正解と言えるが、自分でこっち!と意見を決め、その正当性を主張し、問題点を論破して、結論に導く。
そんな小論文的な思考が必要となって来ます。
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でもこれって、中学受験の考え方や問題に似ているな。
そう感じるところが多々ありました。
中学入試の上位校の問題はまさに良問の宝庫です。単純な暗記でなんとかなるのは偏差値60未満かな?という感じです。
もちろん高校受験や大学受験でも、偏差値的に高い学校の問題の中には「良問」が多く存在します。
そして「基礎的な学力を有した上で、思考力、判断力、表現力が問われる問題へと変わろうとしているんです」
の言葉通り、暗記が必要ないのではなく、基礎知識はあって当たり前。その上に分析力や、それを使いこなせる力が問われる問題が増えるということです。
この時期から、昨年度の大学入試、高校入試、中学入試の様々な分析会や情報会に参加して、その集大成とも言える分析会を、村山が講師となり11月頃学志館本校で行います。それまでは、面談等で、気になることがありましたら、ご質問ください。
http://0120144987.gakushikan19.com/2017/09/14/2020年大学入試改革で必要とされているスキルと仕/