ここ数件、内部生や新規生合わせて、
中学校でダメと言われたという相談を受けました。
本当に、僕から見ても「厳しいですね」という場合は、その通りお話しするのですが、相談に来られるぐらいです。
大抵、学校ではそう言われたが、模試の結果を見るとA判定やB判定が出ているので、「充分受けられるんじゃないの?どうなってんの?本当なの?」という思いで相談に来られます。
今日の方は、
学校から反対されたそうなんですが、本人がどうしても併願で○○高校(私立)と強く言い張ったところ、担任の先生は、半ば突き放すように「受けるんなら受けてもいいけど、どうぞご自由に」というような態度だったとおっしゃられていました。
学校の基準で、過去その私立には合格していない、もしくは合格が厳しいので「危険だよ」と言ってあげるのは良いことだと思います。
しかし、僕が納得がいかないのは、
私立の出願は1月半ばから後半にかけてで2月10日が本番の入試です。そこまでの努力や結果を見ることなく、とにかく、
「ここ!」という進路指導をしているようにしか見えない状態を見ると、
本当に、この子の事を考えて指導しているんだろうか。
学校のルールや、決められた期日に従って「今決めなさい」「ここにしなさい」と言っているんじゃないのか。
そうせざるを得ない学校の先生も、組織に属しているからには「それが当たり前でかわいそう」という事はわかるのですが、
それと、僕の生徒の未来を天秤にかけた時に、僕は生徒の未来の方が重要なので、平気で「(僕が思う)本当の事」をお話しします。中学校の先生の都合など、知った事ではないというのが本音です(現にこの生徒さんは、模試で充分合格する偏差値を取られている内部生です)。
どちらの進路指導を信用されるのかは、保護者の方、生徒さんが決めてください。しかし、へ~、そんな方法があるんだ!という事や、「確かに、その考え方が普通で、どう考えても勝手な都合で決めさせられている」という事は、大人が考えればすぐにわかる事です。
僕は、「(僕が思う)本当の事」を聞いていただき、
『あ~、あの時、こうしておけば良かった。。。』と後悔してほしくないだけです。
そして塾は、「面倒だから、こうしておこう」で生徒さんの未来を絶対に決めません。そんな塾があれば、つぶれたらいいのにと思いますし、そんな塾はつぶれます。
お子様の一生の事です。
適当にや、なんとなく、「言われたから」で決めていいことではありません。納得であればOKです。しかし、もし、不安や疑問点があるのであれば、そのままにせず村山まで相談してください。ここ1か月の間に3回程度面談している保護者様もいます。「いつもいつも時間をとっていただいて」と恐縮されますが、
全く問題なしです。
いえ、それどころか、うれしいです。
何度も何度も、毎日のように学校で未来を踏みつぶされようとしている我が子を救うために、
「もう一度お話聞かせてもらっていいですか」
「うちの子に話してやってもらえませんか。落ち込んでいるみたいで」
そう言って信頼していただき、頼っていただけることがうれしいです。本当にありがとうございます。何度でも何度でもお話しさせていただきます。
本当に決めるのは、出願の前で良いのではないでしょうか。それまで、塾へ通う限りは、お子様が必死に努力して、限界を突破して「できるようになった」という自信につながるような努力にすべきですし、本当に危険なのであれば、「危険です」と言います。塾の合格実績のために等、僕は全く考えていません。未来は、お子様とその家族が決めることです。
今の成績で安易に合格すると考え、努力することをやめてほしくないですし、不安にさいなまれ、勉強が手につかないなど最悪です。そして可能性があるのに「合格できない」で従うんなら、何のために塾通ってるん?それをひっくり返す努力を一緒に頑張るために塾へ通っているんじゃないの?頑張ろうよ。
と僕は思っています。
12月23日から冬期講習がスタートいたします。朝から晩まで塾が開いている、未来を変える、受験生にとっては受験前の最後の講習会となります。精いっぱい、共に頑張りましょう。