7月21日(月)からスタートした夏期講習ですが、中3生はまだまだクラブもあり、授業以外の暗記特訓(3200問暗記無料)への参加率は半分程度でした。
しかし8月に入り、一気に受験生らしくなってきた中3生。すごいぞ!
43席の自立学習ルームが満席。とにかく空いている教室・席で「暗記」→テストは先生のいる1階で!となりました。学志館では夏前の模試の偏差値と9月以降の偏差値で最高13アップ、暗記特訓を頑張った生徒さんなら5~8程度は偏差値が上がっています。授業だけでも6時間程度、その前後の2時間程度の暗記特訓ですので、みんな本当に頑張っています。
でも実は、朝の9時半(夏期講習最初の授業)から、22時の最終まで、ずっと頑張っている(勿論途中でご飯を食べたり、5分休憩などを挟みます)強者も数名ですがいます。
8時間学習の25日間で200時間ですから、200時間を超えてくると、ほとんど毎日、ずっと塾で見かける感じです。
「学志館に住んだらいいやん」と笑いながら講師たちは話します。
そして子供たちも、
「もう、住んでるようなもんやって」
「家にいるより、塾にいる方が長いかも・・・」
と言いながら、ちょっと合宿気分でうれしそうです。「家でできる」と言われることが多い暗記ですが、その暗記ができていません。暗記がほぼ完璧ならば、公立高校の中・上位校(偏差値55~60前半)程度の学校であれば楽々合格します。その努力をクリアし、偏差値65以上、いえ、過去の先輩達が成し遂げてきた偏差値70をこえて学区No.1校や各都道府県のNo.1、No.2の私立高校への合格へむけ9月以降に行われる「難関校無料特訓」です。
学志館が目指しているのは、「頑張る生徒を応援する塾」です。そして、通常授業料や講習会代等の一般的な料金は頂きますが、それ以外の「特訓代」を頂かない事を目指し頑張っています(プリント代のみ必要)。たくさんの生徒さんの「●●高校へ合格したい!」を応援するために講師一同、指導に邁進してまいります。
「な~、先生。前から聞きたかってんけど、3200問暗記で英・社・理・漢字の4種なら一つ800問やろ?英単語なんて800以上あるから、もうやらんでいいの?」
ふふふ。
よく気づいてくれたね。
「3200問って言っていて、それ以下やったら詐欺やろ?だから、それ以上、用意してあるねん。たぶん4000問近くはあると思うよ」
「・・・・・・・・・」(子供達)
こうして、良い意味で、だまされている内に3500問、4000問と覚えてしまっています。
最初に3200問と聞くと引く子がほとんどですが、やり始めるとどんどんクリアしていきます。子供たちの能力は本当にすごいと感じますし、そんな能力を、「え?実は4000問覚えていたん?ウソや~、早よ言って下さいよ~」なんて言いながら気づいたら伸ばしていたというのが村山の考える勉強です。実はすごい能力がある。やってみたら実はできるなど、子供たちの能力には凄い物があると思います。それを「やりたくない」「そんなの無理」と初めに決めつけているだけです。実はできます。まだまだ「たかが暗記」です。秋以降の本格的な「応用」へ向け、この「誰でもできる」「地道な努力」の暗記を頑張ってください(勿論授業では応用を指導します)。強固な土台の上に、知識は積みあがっていくと信じています。そして最後に「暗記だけではどうにもならないが、暗記すらできていないようでは、更にどうにもならない」。結果が物語っているように、学力の低い子は「暗記」すらできません。暗記力の凄い偏差値の低い子を見たことがありません。そして大手前高校などへ進学していった偏差値70越えの生徒さんに聞くと「暗記は不得意でしたよ~」という子もいますが、こうした子は「理数」などの考える問題の方が好きで、覚えるだけの暗記は「おもしろさ」を感じないため嫌いだった=不得意だったと言いますが、横並びにしてみると暗記力はずば抜けて高いです。暗記が悪者のように言われますが、「賢さ」の一部に「暗記力」は必ず影響しています。そして勉強嫌いの子ほど、この「努力=暗記」を避けて「難しい問題」を考えたがります。ちゃんとボールを蹴れないのに、ジャンピングボレーシュートの練習をしているようなもので、結果に結び付きません。こうした努力の大切さ・順番を教える事が、今の子供たちには絶対に必要だと思っています。8月4日(月)から講習会が再開します。共に頑張りましょう!