学志館名物のマイナス2問特訓。
初級は、2ページ、約30問〜50問程度の問題を一度にテストし、2問以内の間違いになるまで再テストが課せられる暗記特訓です。
無料です。
もちろん算数や数学などの計算系で暗記をしても意味がないので、漢字や英単語、理社の暗記項目でチェックするのですが、
まあ、これが見事に、学力=暗記力につながっていることに気づきます。
世は「暗記なんてダメで意味がない。辞書で調べたらわかる事を覚える意味はないし、そんなことせずに、もっと、討論や、表現力を含め、本物の学力を!」
と言っていますが、
つい最近、インフルエンザでお休み中に見た、東大生や京大生の学力王No. 1を決める番組のイケメン君が発揮した能力の半分は暗記力だったかと。。。。
暗記ってどうしても、丸暗記で他に使いようがない、融通がきかないというイメージがありますが、
英語の世界では、語彙力がそのまま言語力で、
名詞は、覚えるしかない。
仮に机(desk)を覚えていなければ、それを別の言葉で説明するのは、何倍もの労力と説明力が必要になる。なので名詞は覚えるしか説明のしようがないと言われています。
そりゃそうですよね。
壁と言えれば一言で済むことが、「ほら、あの土でできてて。。。。」などとしていたら余計に無駄な時間が必要になります。
覚えるしか仕方ないものは覚えるしかない。
と思いますし、
実際マイナス2問特訓を行うと
本当に綺麗に、成績のいい順に暗記特訓をクリアしていきます。
「覚えられへん」
「これでもいいですか?(と言って、答えに近い同じ言葉ならばOKにしようとする)」
んじゃなくて、
賢い子は、答えの通りにバチ!っと覚えることが可能です。
覚えたことしか使えないか、そうでないかは別として、
賢い子はちゃんときっちり、大量の問題を早く覚えることができるという能力を持っています。
これって、すごくないですか。
誰もが嫌がって、意味がない!やりたくない!って思っているけど、実はものすごく大切な事で、
僕は、これこそ、ちょっと勉強が苦手な子こそ頑張るべき課題だと思っています。
だって、やったらやっただけできるようになり、必ずその問題が出たら、解けるようになるので自信がつきます。
「違うパターンで解けないと意味がない」
と言うのはわかりますが、それは、同じ問題をちゃんと(答えの丸暗記ではなく)解くことができた上で言うべきで、
まずは、一度出た問題は確実にできるようにする=暗記なんじゃないでしょうか。
みんな、暗記というと程度が低い勉強のように思っているところがありますが、
歴史は、今までの地球の記憶=暗記ですし、
本も今までの知識の記憶=暗記です。
暗記力がなければ、人類は、進化ではなく、常に1から同じ事を繰り返さなければなりませんし、
そうでなく進化できるのは、過去のことを覚えていて使うことができる=暗記だからじゃないでしょうか。
賢い人の言うことに騙されちゃあダメです。
「暗記なんて意味がない」と言っているのは、
暗記ができた賢い人が、丸暗記じゃあ意味がないよと言っているのだと思いますし、
学志館でも「暗記は学習の基礎。やらなくていいんじゃなくて、できて当たり前のレベルで、その暗記した知識を使って応用へ進もう」と言っています。
マイナス2問特訓が無料です。
平均前後の生徒さんが80点ぐらいまで取るのには最適な学習法です。
偏差値60以上。いえ、65以上には、暗記では太刀打ちできない世界が待っています。だからこそ、暗記力は基礎学力として必要です。
「うちの子暗記は得意って言ってますし、結構取れています」
と言われる方が来ますが、半分ぐらいの方は平均レベルです。そのレベルでは、偏差値60以上は厳しくなります。
まずは基礎学力から上げてみませんか。
それができたら、暗記なんてつまらん勉強はやめて、とんでもない応用の世界へ行くことができるようになります。
暗記から逃げているといつまでも底辺で喘がないといけないですが、立ち向かって克服してしまえば、あっという間に暗記が得意になり学力が偏差値60程度までは上がり、次には本当の意味で賢い応用問題に挑戦できるようになる。
僕は、暗記を甘く見ない方がいいと考えていますし、塾生の多くも、ガンガン暗記なんて早々クリア!という状態になって来ました。本当に頑張っているね。
この調子で春期講習頑張ろうね。