今日は、久しぶりに5時間程度自由な時間ができたので、次女と映画に行って来ました。
クレヨンしんちゃんの最新作です。
観るとお馬鹿になる、
と言われたのは遠い昔なのでしょう。映画のクレヨンしんちゃんは、なかなかなメッセージの込められた感動映画になっています。
今回は、行き過ぎた正義は、
皆の不幸につながるという話でした。
正義感が強いのはいいことなんですが、心が柔らかくないと、ギスギストゲトゲしたことになるよ、
もっと肩の力を抜いてみんなが笑顔になる方法をとろうよという話でした。
塾でもそうなんです。
正しい勉強法や、成績を上げるためには、正しい方法論があります。それは変わらず普遍的なんですが、
誰が教えるのか、
いつ言うのか、
どのぐらいの時間をかけるのかなど、
正しいからと言って頭ごなしに「こうしなさい」だとうまくいかないんですね。
きっと、子供たちの顔が一人一人違うように、性格も、一人一人違うのでしょう。
陶芸に例えるなら、
土の質が一つ一つ違うのでコネ方も整え方も焼き方も焼く時間も、
一つ一つ違うのに、教育だと型にはめようとしてしまうんです。
そして出来上がりも皆違います。
もちろん、勉強では型にはめないと基本の形が身につきません。
それはそれで必要なんですが、
行き過ぎた正義(絶対こうあるべき)は、窮屈でみんなを不幸にするよ。
肩の力をぬいて、笑って楽しくやろうよということを映画に中では「トゲトゲの心ではなくプニプニの心で」と表現していました。
うちの次女も、
トゲトゲではなく、プニプニだと勉強が頑張れているようです。
結果が出ない。
楽しくない。
という時はきっと、心に余裕がなくなってトゲトゲになっているんでしょうね。気をつけたいですね。
僕も映画を観て、
プニプニの心を取り戻すことができました。