中学受験ABC という題ですが、
高校受験を考える意味でも、
学校情報と、教育情報は、仕入れていただきたいと思っています。
僕は、「教育は、一番の贅沢だ」と思っています。
社会科を指導していると、戦後の食べるのに困っている時代では、生活のために働くか、農業するかで、教育なんて二の次、三の次です。
世界を旅していた時も、カンボジアや中南米では、教育は行き渡っていませんでした。それだけ、教育は贅沢品だと感じました。
一方で、塾を始めると、教育の大切さを知る親御さんが多数おり、皆教育熱心だと感じます。そして、教育が子供の未来につながっていることを「知っている親」が、何もわかっていない子供に、「教育って大切なんだよ」とわかってもらうために塾に通わせてくださっていると感じます。
僕は、世界を旅する中で、あるご家庭に泊めていただいたときに、次にような話を聞きました。
その言葉は、
「生活に困っても教育にかけるお金を削らない。教育が、子供にとって、子孫の繁栄にとって、もっとも効率の良い投資だからだ」でした。
一方で、僕の大学時代の友人は、今や何店舗も経営する企業の社長ですが、「子供たちが大学に行かなくとも、なんとも思わない。教育って必要か?社会で生きていく能力を磨くことの方が重要じゃないかな」と言い、自身の子供も全く塾へ行かせず、入れる学校で良いという考えでした。
たいした学校を出ていなくとも、
自身の力で生きて行くことができる人からすると、教育ほど贅沢品(なくても困らないもの)はないということかもしれません。
どちらが正しいのかわかりませんが、
それでも僕は、教育は贅沢品で、塾で勉強させてもらっているなんて、ものすごく幸せなことだと本気で思っています。(なので、学力の問題ではなく、頑張らない子には「塾やめたら?やる気がないのに、お父さんお母さんがお金払うのってもったいない」と平気で言います)
そんな教育だからこそ、
当たり前にあるものなのではなく、
ものすごく価値のあるものだと僕は思っています。
是非、教育情報を仕入れ、学校情報を仕入れてください。
その上で、選択を間違っても、合格して行ってみたら全く合わなかったということも人生なのであります。
でも、「てきとうに」や「知る努力」をせず、失敗したのでは悔いが残ります。
お子様の未来を託す学校を、
是非、調べて調べて納得して、
そして決めてください。