夏期講習が盛り上がってきました。
本校の午前中は、受験生たちが真剣に覚え込みをしてくれていますし、
中3生もクラブの隙間をぬって、授業外で勉強にきてくれています。
美咲校は、午前から夕方までジュニア・まなびぃの生徒たちがわんさか勉強にきています。
学志館のカラーでもある、授業外の勉強を、皆が生き生きと頑張っている姿が目につくようになってきました。
それはきっと、自分の人生のために、後悔したくない。やれるだけの努力をしようという決意の表れだと思っていますが、
この1週間ほどの間だけでも、「今の努力では結果はでないと思う。頑張ってるけど、君が希望している学校を目指しているライバルは、君よりも頑張っている」「今の君は、勉強から逃げている」
など、厳しい言葉の後、
「だからこそ、塾で一緒に頑張ろう。やろうよ」と言って何人もの生徒と話をして来ました。
中学受験の男の子などは悔し涙をぬぐいながらも、「やります」と言ってくれ、今日も頑張っていましたし、昨日までとは目が違いました。
今日印象的だったのは、小5の中学受験生の特訓でした。
間違ったところを分析してみると、
「ちゃんと問題を読んでいない」
僕が感じたのは、この子は、本当はもっと力があるのに、残念ながら、真剣味が足りない。
「そうやな。実は、できるよな。本気出してないだけやよ」
と言ってプレッシャーをかけた真剣勝負に持っていくとメキメキやり直しに充実感がみなぎってきました。
なんていうんでしょうか。
ただ形だけ勉強したり、教えてもらって満足というのではなく、できなかったことをできるようにする努力への道を歩き始めた感じがすごくしました。
「◯◯君。辛かったと思うけど、できるようになったっていう充実感もあるやろう?こういう気持ちで、勉強と向き合ってほしいんやわ。それが結果を出すっていうこと。これからも頑張ろうな」
意識するだけで行動が変わります。
行動が変われば結果が変わると思います。
同じ勉強をしていても、「できなかったことをできるようにしたい」という意識があるか、やらされている勉強かでは、結果に雲泥の差が生まれます。
頑張ろうね。
意識するかどうかだし、
同じ時間を使うんなら、その時を真剣に。そして、「できなかったことをできるようにする」=未来を変え切る大人になってもらいたいと思います。
この夏が、学志館生にとって未来を変える勉強会となるよう僕も頑張って指導してまいります。