今の子は、
いえ昔も一緒ですね。
厳しいだけでは人はついてこないし、でも厳しいことも言わないと甘々になって手を抜く子も現れます。
なので僕は、できる限り楽しみながら厳しい内容を行う事にしています。
楽しくてゆるいのなら、自堕落になって、ゆるゆるになります。
つらくてキツイのなら、そもそもやる気が削がれます。
今日も中2の女子の自習に付き合い、歴史の難しい読みや、語句の意味を説明したり、別の中2の女の子などは、理科の気圧について質問してくれました。
覚えられていないことが多く、今の状態だと間に合っていません。
ここで、心を鬼にして「こら!」というのは簡単なのですが、今日の女の子たちは、それではやらないと判断しました。
ワハハと笑いながら、嫌な暗記と向き合わせ、
でも、彼女も口では「覚えられへん」と言いながら、忘れていないかもう一度問題を解くなど、ただルンルン気分で楽しく楽に勉強しているのではなく、「やっぱ覚えよう」と思って頑張ってくれていることがわかりました。
それは、彼女が、恥ずかしがらず、隠さず、読めない漢字を全てちゃんと質問していたからです。
「意味のわからない言葉を丸暗記したってすぐ忘れるよ」「読めないのに、覚えられるわけないよ」「暗記が苦手なら、まずは答えを口頭ですらっと言えるようにしよう。それができて乗ってきたら、あとは漢字覚える一踏ん張りがきくようになるよ」
とよく言います。
その場だけテストを乗り切りたい子は丸暗記しようとします。でも彼女は違いました。
でもね。
もうちょっとだけ早くスタート切れって言ったろ?(こうした厳しいツッコミと、笑いと、そして親身な指導で勉強に向き合わせます)
コツコツ努力の継続を、彼女にも他の生徒さんにも教えてまいります。
期末テスト終了の子も現れ始めましたが、まだ次の日曜も無料のテスト対策が行われるなど、塾全体としてはテスト対策期間となります。
テスト最終日の前日まで!毎日塾へ来て勉強しようね。