実は、ものすごく学習姿勢に問題のある生徒さんの指導を、本人さんももちろん、塾も協力して頑張っています。
暗記が苦手です。
得意な科目ができたら機嫌がいいのですが、苦手な科目に学習に対して逃げの姿勢が目立ちます。
その生徒さんの最も問題だと感じるのは、
先生からの「こうした方がいいよ」「こうしてみよう」に対して、即座に「いや〜」「でも」「私は(僕は)こう思うんですよ」と言い訳してブロックがかかります。
授業担当の講師や、野川も心配して社内会議であーでもない、こーでもない、生徒のためを思って皆が必死で考えます。
しかし僕は、単純明快です。
嫌われようが、それで塾をやめることになろうが、そんなことは関係なく、
「おい、今までの自分のルールで結果出てないのに、その方法に固執するな。結果出てないんなら、「はい」と言って、やってみろ。その素直さがあれば、君の未来は変わる。
グダグダ僕は、私は、なんて言っているから、結果が出ないんだ。
信じてやってみようぜ」
僕は厳しいことを言います。
しかしそれは、その子が本当は「できる」と思っているからです。
できない子に厳しくしても潰れるだけで、いいことは一つもありません。
村山先生どうしたん?と思うぐらい僕が優しい時は、修行としては下の下です。
優しくしないと頑張れない初級レベルの対応です。
しかし彼は違います。
実は村山から厳しく言われても(すぐ言い訳はしますが)誰よりも長く塾へいて頑張ってパーフェクトテストを仕上げています。
ボーーっとする時間が長いです。
集中力が長く続きません。正直心配ですが、
それでも僕は彼を、実はかっています。
「わかってる。誰よりも頑張っているのわかってる。
だからこそ、ただ長く塾にいたらいいじゃなくて結果だそうよ。
頑張った努力の結果を見てもらえるように形にしようよ。」
と言って頑張ってもらっています。
結果を出して欲しいなあ。
彼は正しい努力を頑張っている。それでも春期講習を頑張ったからっていって、すぐに結果が出ない場合もあります。それでも彼は正しい努力を頑張っている。
正しい努力を続けていたら、必ず、遅くとも結果がではじめます。信じて頑張ってほしいなぁ。
新中3の女の子が劇的に頑張れるようになりましたし、結果が出始めています。その子は、10月ごろから村山と約束をして学習をスタートして、冬期講習で涙をのんで、2月ごろに学習姿勢が変わり、結果が出始めました。
すぐには結果は出ませんが、正しい努力を続けてくれると、「できるようになっている」ということを本人さんが感じるレベルで体感します。
それがあれば、努力を続けられます。
頑張ろうね。
僕は君の努力を認めています。