今日も宿題を仕上げるため、頑張って第5教室の無料の自立学習に参加した生徒さんがたくさんいました。
様子を見ながら、
ただ、宿題を仕上げようとしてないかチェックしていきます。
こればかりは、経験がものをいうところです。
「教えても、解けるようになっていない」
その最たる例が、入塾間もない(まだ1ヶ月ぐらいでしょうか)中学受験コースの小5生でした。
春期講習終了までに、課題のテキスト1冊全ての問題のやり直しを完了しました。
そしてそのテキストの最初の出来は平均50点でした。
(やり直しもしたし=解き方も教わったし、後はもう一度できるかどうかを確かめるだけだね)「じゃあ、同じ問題が平均80点以上で合格できるようになっているか確かめようか?」
「いえ、無理っす」
「いやいや、今から、見直しのために時間をとってもいいし、一発で合格しろなんて言ってないよ。でも、
やり直しも完成した。
じゃあ、あとは、本当に自分の力だけで解けるようになっているか確かめないと」
この子は、この後も無理だ無理だを連発したため、村山からかなり厳しい指導を受けることになりました。
最終的には納得し頑張り始めましたが、
僕は、「教えてもらってできたことと、自分ができるかどうかは別だと思っています」
そして、「できないものをやれ!という無理は言わないですし、何度でも教えてあげるよと言いますが、
一度教えてもらって出来たものを自力でできるようにするのは
その子の努力だと思っています。」
いえ、それでもできないことがあります。
教えてもらってその時はできても、時間が経つとできなくなったりします。
それを責めているのではなく、
すぐに「無理だ」という姿勢を放置するのが、その子のためにならないと思っています。
できないものを自力でできるようにしろ!じゃあありません。
(人の助けを借りて)できたことを、
「自分の力だけでできるようになりたい」と言える子になってほしい。
「無理」なんかじゃあ、決してないです。
僕は厳しいですが、必ずできるようにします。
それは、「必ず勝つ必勝法」と同じく、
勝つまでやめないからです。
頑張ろうね。
君も必ず勝てるようになるよ。