百ます計算の陰山先生のセミナーに行ってきました。
つまずき、成長が見られなくなった時は、基礎的なつまずきに立ち返り、そこからトレーニングすること。
僕も、指導する時、
結果が出なくなると必ず確認します。
多くの生徒さんが難しすぎることに挑戦し、できなくて自信を無くしたり、「教えて教えて」ばかりで、結果教えても力がつかないケースが目立ちます。
僕は、問題数にすると三問〜五問。
点数だと15点〜20点分のやり直しを徹底させます。(満点を目指すやり直しは、点数で80点以上取れている人が目指すべきだと考えます。あるいは、80点レベルまでやり直しがすらすらできるようになってから、80点〜100点レベルの問題のやり直しをすべきだと考えます。しかし、多くの生徒さんがそうした意識がなく、全部やり直しをしようとして形だけの学習になります)
3問〜5問のやり直し。このレベルだと、頑張ったらできるレベルですし、
このレベルのやり直しをしっかりとできれば実は偏差値が5アップします。
今の点数が50点なら、70点までの三問〜五問を「自分はどの問題なら取れそうか?」と考えることが大切です。
このやり直しを徹底させていくと実力が65点〜70点弱になってきます。(この状態にならないのに、最初から全てやり直しをして無駄に時間を浪費しています)
「全てを手に入れようとすると、全てを失う」
僕はそう思っていますし、足るを知るべきだと思います。
たかが3問(多くて5問)ですが、それを徹底して、速く自分で解けるように完璧にする。
その習慣があるだけで、偏差値が5アップ(志望校で1ランクもしくは2ランクアップ)します。
3問〜5問なら、ミスで落とした問題や、ちょっと頑張ったらできます。
頑張ってもできないことを続けるとスランプに陥ります。頑張ったらできることを、繰り返し頑張ることで速く完全になっていきます。
速く完全になることでレベルが上がりますし、より効率的な学習が可能になります。
「ちゃんと取るべき(取れる)問題を積み上げていこうね」