申込がスタートしております。
学志館の秋の検定は、全て、できるだけ早い日程での開催を心がけております。その理由は、中学受験や高校受験の推薦のための資格取得であれば、今回の秋の回がギリギリ提出できる回の挑戦になるからです。
推薦制度を行う私立中学校や高校が増えてきましたね。
一番人気は英語検定、次が漢字検定、算数・数学検定という感じでしょうか。推薦狙い=早く合格を決めたいという気持ちもわからないではないですが、僕は、「資格取得」=合格という体験をたくさん積んでおいた方が良いと思っています。
成功体験は、多ければ多いほどいいですし、お子様の自信につながります。「(自分は)やればできる」という気持ちが少しあるだけで、子供たちは、物凄く輝いた顔で新しい事に挑戦していくようになります。
「・・・・ええ?検定?。。。。面倒くさい」
では未来は変わりません。「できなくてもいい、不合格でもいい。挑戦してみようよ。何かが見えるし、何かがつかめるよ」と僕はよく言います。
うちの長男(中2)が英語検定2級に挑戦中ですが、今一つエンジンがかかっていません。後2か月弱しか準備期間がありません。
「なあ、どうするん?このままじゃあ、受からんのとちゃうん?」と聞くと、自信なさげな表情でした。こりゃあ、逃げるか、そのまま放置するなと思ったので、
「じゃあ、合格したら、どっか行ってみたいところとか、見てみたいところ、挑戦してみたい事とかないん?」と聞いてみると、
「日光東照宮へ行ってみたい。。。」とのこと。
「じゃあ!2級に合格したら日光東照宮へ行こう!(俺が行きたいだけ)」と即決!!!
嘘でしょう?この忙しい中でいつ行くの?という妻(宮城)の不安をよそに、男組は、浮かれて「日光東照宮だ!」「イチゴ食べ放題だ!栃おとめだ」と心うきうきで、検定にチャレンジします。
(もちろん、何でもかんでも物で釣るのは良くないと思いますが、中2生が英検2級合格は、なかなか無理な挑戦だと思うのです=何か、ご褒美がなく、ただ「やれ」では無理な課題だと判断しました=ともっともらしい理由をつけていますが、実は自身が行きたいだけという理由も半分ぐらいあります)。
何はともあれ、「楽しんで挑戦して欲しい。高いレベルの事は、嫌々やってできるような状態じゃないよ=楽しんでやろう」と僕は思っています。そして合格して=自信をつけて欲しい。