村山の方から、ノートの使い方指導を行っております。
僕は、バインダー型ノート1冊(ルーズリーフ使用)だけでいいと思っています。
ある生徒さんのお話です。
整理整頓が苦手で、カバンの中はぐちゃぐちゃ、「解答持ってる?」と聞くと、ごそごそ探し始めて。。。。
こんな時、勉強できない時間が発生するのが嫌なので、「わかった。先生が探してあげるから、君は勉強すること」とします。
・・・・・・出てくる出てくる。。
ノートが10冊出てきました。
彼の塾での受講科目は2科目です。
多くてもノート2冊だと思うのですが、カバンの中から10冊のノートが出てきました。
な?
たぶん、お母ちゃんと「あんたノートどこ行ったん?」「わからん。。。なくした」とかを繰り返した結果、こんなことになったんやろ?
こんな状態であれば、そもそもノートを見返すなんてことをしていないと推測します。
子供たちを見ていて思いますが、
ノートを「とることが目的」で、後で利用しない。
そんな子供の様子が見えると、ものすごくもったいないと感じます。
東大生のノートというのが流行りましたが、東大生にノートをとる目的をアンケートでとった結果、最も多かった答えが
「再現性の高いノート」
「再現できるようにノートをとっている」
という再現性というキーワードでした。
それは、「たとえ100%忘れていたとしても、ノートを見たら100%再現できる」事を目的としてノートをとっているという事です。
人は忘れます。
その時のためにノートをとっています。
もちろん、ノートをとることで「その時に覚える、理解する」という事を行っていますが、それだけで終わらせるのはもったいないですし、学習が得意な子供は、ノートをうまく利用できているともいえます。
まずは、1冊で良いよ。
1冊50円や100円で、「なくしたら新しいノートを買おう」というようなノートではなく、人生を変える、常に持ち歩く1冊のノートを買い、持ち歩こう。
そして、その使い方を指導していきますね。