中学生の中間テストが近づき(枚方三中は既に終わり、期末へ向けての学習ですね)、中学生が夕方の早い時間から自主的に勉強に来ています。
「村山先生!質問できる?」
「ごめん、先生授業中やねん。事務で空いている○○先生に質問してくれる?」
「・・・・え~。。。。私あの先生知らんし、質問しにくい」
そうです。大抵の子は、彼女の様になるのが当たり前で、誰にでも話しかけられるような人はなかなかいないと言えます。
僕なんか、何百人参加のパーティでも、一人外を眺めながら誰とも話すことなく黙々とご飯山盛り食べて、デブへの道をまっしぐらに突き進む自信がありますが、
仕事となれば違いますし、何か得ようと思ったり、(殻に閉じこもった自分とは)違う自分を目指す!違う結果を得たい!と思ったら、
小さな自分の限界を突破しなければなりません。
そうです。勇気をもって一歩前へ進まなければいけないのです。
「わかる。でも一歩前に。限界突破に挑戦してみようか。”先生、この問題教えてもらっていいですか?”って一歩前へ踏み出してみよう」
何度か、
「え~。でも。。」を繰り返しながらも、彼女は前にでました。
頑張ったね。
できるできないの前に、こうした姿勢が重要なんだよ。
一歩前に。そして学びを結果に変えるためには、「昨日の自分を越える努力」が必要なんだ。
僕は、教えることも大切ですが、こうした「心構え」を大切にしています。
その意味を、よく子供たちに語ります。
教えてもらう内容は、最良の解き方など、ある意味「誰が教えても最適解は同じ」であるでしょう。
しかし、「何を教えてもらうか、どう教えてもらうかよりも、誰に教えてもらうかの方が重要である」という言葉があるように、
ただ教えてもらだけの効率化なのであれば「最高級の映像授業を観る」ことで解決されると思いますが、
小学生や中学生は、そうはなかなか上手くいきません。
人が関わる意味があると信じています。
そして、「勇気をもって、人と関わる行動」で未来は変わります。
僕は、運は人が運んでくると考えていますし、
誰に出会い、誰から教わり、誰と関わるのかで人生が変わると思っています。
(先生たちは、そんな君たちに「先生に出会えてよかった。ありがとう」と言ってもらえる指導を心がけます)
本当に頑張ったね。
小さかったかもしれないけど、「一歩前に」出れたね。