様々な暗記法を「紹介」「指導」していますが、子供たちの間で、密かにはやっているのが、「青ペン」での暗記です。
書籍にもなっており、様々なメディアで取り上げられています。
■青色は落ち着く色なので、暗記にも効果がある(はず)。
真偽のほどは、他の方に任せるとして、実際に行っている生徒さんに聞くと、「覚えやすい」との声が多数。それよりも何よりも、「青色は、暗記力アップにつながるんだって」「頑張って書いてみたら?」と話すと、多くの生徒さんが「頑張って書いてくれる」ことで、効果が出ているのだと思います。
もちろん、「自己満足や、ただうめるためだけに書くんじゃないよ。覚えるっていう目的を忘れちゃだめだよ」と生徒さんを指導しています。
放っておくと、「すでに覚えた漢字を書き続ける」子が現れます。
よく「何回書けばいいんですか?」と聞いてくる生徒さんがいますが、その度にお話しします。
「何回書けば覚えるかを探るために勉強してるんだよ。5回で覚えたんなら、それ以上は無駄だし(覚えた気で実は忘れてるなんてやめてね)、20回書かなきゃ覚えないんだったら書こうよ。勉強はね、できない事をできるようにする事なんだ。できるようになったら、人に教えてあげたりして、感謝される人になれればいいね」
「書いて書いて、2冊目です!」という強者に聞くと、「びっしりと書き込まれた完成ノートを見ると、自信がでてくるんです」「減っていく青ペンのインクを見ていると、あともう少しで一本使い切る!と思ってワクワクします」など、みなさん、本来ならばつらい「書く」という作業を、楽しんで、目標設定しやすいことがメリットだと思います。だまされたと思って、やってみた者勝ちだと思います。