クラス授業生も夏期講習頑張りました。
科目やクラスによっても授業の形態やペースは変わりますが、こうやって前に呼んで、一人一人教えていく。生徒さんの方に寄って行って教えていく。そんな指導をこれからも続けていきたいと思います。
もちろんホワイトボードを使った一斉授業形式で「学校よりも早く、より間違えにくい解き方指導」や「入試のテクニック」などを指導していきます。
しかし、どこかで一人一人と関わりたい。そう思って指導しています。
保護者面談がスタートしておりますが、そこでよく出るお話です。
「うちの子わからない問題が残っているようで。。。」
面談でもお話しするのですが、通常塾では、でききらない宿題が出ます=簡単に仕上がる量であるなら、塾に言って、もっとたくさん勉強させてくださいという流れになります。
どこの進学塾も、個別指導も、宿題をしっかり出そうと必死です。それが学力を定着させるカギだからです。しかし、それは初めからいっぱいいっぱいの量が出ている=生徒さんの能力を伸ばすために頑張って欲しいとの想いからです。クラス授業の場合はどうしても一クラス少なくても10名弱、多いと30名弱の生徒さんがいます。その一人一人に適量な宿題というのは、そもそも無理があるため、どうしても多めの宿題が基本になります。
だからこそ。だからこそです。
「宿題量が多い」「やってもわからない問題が残る」「できない」=だから塾に行きたくない、と言っていても始まらないどころか、そもそも、それが当たり前なのです。
公立の小学校の宿題量が少なかったり、ほとんど勉強していなくても80点以上取れたり、テレビで特集が組まれるぐらい夏休みの宿題が少なかったり。。。。という事があたり前なのではなく、中学へ進学後、高校へ進学後を見据えて考えると、「出来ないことを、できるようにする」継続と、まずは、それを「がんばってみる」と言える心を鍛えなければならないと思うのです。
出来なくて残った宿題を、まずは「この週末頑張る」、「次のテストまでに間に合わせるように頑張る」、それでもダメなら「夏休みや冬休みなど学校がない時に頑張る」、それを支えるために、樟葉でどこよりも自習室・自立学習のために席を準備し、先生を準備していきたいと考えております。
保護者様の考え方も、「うちの子は、こう言っている」という事だけで判断するのではなく、将来のためにどんな準備をすべきで、そのために今は「お子様の自由を認めた方が良い」のか「ここは我慢してでも鍛錬すべき」なのかを導いてあげてください。お悩みの事があれば、是非村山まで、お気軽にご相談ください。
「宿題がない。できた」というお子様からの言葉をお聞きになったら、是非、書き込み式ではないテキストの宿題範囲、次のテスト範囲をテストしてあげてください。そこで完璧にできていたら、是非、塾へ連絡してください。無料で追加の宿題やプリントをどんどん指導していきますが、大部分の生徒さんがただ、「やっただけ」という状態です。
やっていない子よりは頑張りました。
「できるかできないかではなく、やったかやっていないかだ」で言えばやりました。頑張りました。しかし、「やったけど、できるようになったかは別問題」です。本当にできるようになっているのか、確認してみてください。塾も、授業中や自立学習の時間に徹底して生徒さんの「できた」が本当かどうかを確かめ問題点をつぶしこむ努力をしております。ここが「同じ授業を聞いても成績の上がる子と、上がらない子がいる」事の原因です。それは「できない事をできるようにしよう」と意識し、努力することでしかなしえないのです。
ただ授業に出ただけ、
ただ学校に行っているだけ、
ただ宿題をしただけでは結果が出ません。
それは、
ただ会議に出ているだけ、
ただ会社に出社しているだけ、
ただ仕事をしているだけでは、評価してもらえなかったり結果が出ないのと同じです。
そこには明確な、
「できないことを、できるようにする」「できるようになったのか?」「どうすればできるのか」という意識、意志がなければいけないという事だと村山は思っています。
そのトレーニングを、塾の授業を通して指導しています。共に頑張ってまいりましょう。
※同時に、学志館で指導する講師にも問います。
ただ授業だけしていて生徒の成績が上がるのか、
ただ出社していて、人の心がゆさぶれるような仕事ができるのか、
子供たちとの本気の関わりなくして、信頼関係が生まれるのか。
本気でない者の仕事は薄っぺらい(そんな仕事を村山は、誰にでもできる「作業」と言います)。それは、瞬時に、お客様にばれる。仕事が薄っぺらいのではなく、生き方が薄っぺらいのだ。そんなことを、僕は若かりし頃の仕事で学びました。今後も心にとめて頑張っていきたいと思っています。
学志館の講師・事務のみんなが、今まで以上に更に更に、生徒さん、保護者様から、「ありがとう」と言ってもらえる仕事に取り組む集団となるよう、今後も研修を行ってまいります。